作戦決行 其の四
眠テェー
凍っている祭壇の周りに添えられた何かの肉が無造作に置かれている
「気色悪りぃ、いつ見てもなぁ?おっさん」
『おっさんって言われるのは初めての経験だね』
頭に響いてくる声、初めての時は驚いたが今はもう慣れてすっかりタメ口である
「毎日こんなの添えられて気分悪くなんねぇの?」
『んーー、あんまりかな、もう慣れたかな』
「ヤッバ!」
『うっせぇ!』
こんな感じの会話を毎日、続けている
彼を怒らせてはいけないから…
「あぁ恐ろしい、恐ろしい、いつあの人が暴れるのか、怒り出すのか、あの子が話している生きている間はこの村は墓標剣が護ってくれる内はこの村は安泰なはずだ」
「今は良いだろ!問題はあの氷が溶けてしまった時どうするかだろ!」
薄暗い部屋で村の全ての大人が話している
だが、内容は一人の子供と氷に居る身体の持ち主の意志
「またあの日の二の舞かってよ!もう逃げちまおうぜ、こんなとこにはもう居たくねぇ」
一人の青年が言った時ほとんどの大人がそれに同調した
だが
「“盟約”を忘れたのかお主ら、我らはここに居てあの身体を守り続けることで他の脅威から避けられていることを、あれさえ耐えればそれで良いのだ」
村の長老が唱えるとそれまでの意見が鳴りを潜めた
「あの子供は、忌み子はどうするんですか、あの子はここ以外じゃ過ごせない」
その言葉を言った時、その場にいた大人全員黙った
「どうしようも、どうしようもないだろ!」
「もう耐えられない、耐えられないんだ、まともな睡眠なんてここ数十年取っていないのよ!」
「そうだ!もういい加減解放してくれ!」
次々と不満が出てきただが、
「もうすぐだ、後三年それさえ耐えれば…「あの子にサマエル様の現し身にさせる」
「うるせぇ連中だよ、本当に」
『まぁまぁそんなに怒らないでも良いじゃないかい』
「あんたがそれ言っちゃう?」
凍った大地、地面に在るのは大剣、紅い赤い、大剣だった
憤極乃寒剣、触れたものを氷に置き換える
その剣に選ばれた者以外は
「本当にどうかしてるよウチの村の人達、あの夢も自分たちの選択なのにね」
『それが人間だよ、自分の都合が良くないと、不満を言う嘆き始める、そして怒り始めるそんな身勝手な塊から生まれたのが…僕たちなんだよ』
その時、地面の氷にヒビが入る氷の檻が壊れ始める、え周りを森で囲まれている村に魔物の気配が、埋め尽くす
「何だよこれ、…」
村人達が混乱し始めるそして今、
『残念だよ、ーーーー』
「この村を滅ぼさないといけないなんて」
封じてた剣が先端を残して折れていた、
・・・・・・
村の終わりを謳う魔物の声が響いていた
明日は更新出来なさそうです、ごめんなさい
『不死の勇者の悲劇』もよろしく!




