未だスタートして無い第0ラウンド
眠たい
目が覚めるとそこは、闘技場の中であった、、、
いや、つい最近似たような場所で暴れたわ、何したのかぼんやりだけど
ぼーっとしていると後ろから
「あ、ようやく起きた遅いよー」
「何でカフジエルが?」
なんだ、さっきの記憶が思い出せない、魔境にポテチがある事しか!
「ちょっと稽古つけたげる、スキルなしの一対一よ」
そう言って俺に木刀を押し付けてきた
「誰が好き好んでバケモノと手合わせせんと行けんの?」
目の前の女の子が膝から崩れ落ちた
「酷いっ!陰口しか叩かれてない事、そう簡単に本人の前に言う?」
半泣きで迫って来てるが
「いやいや、俺はこの際はっきり言っとく、俺は陰口が好きじゃない。」
「えっ意外」
ナチュラルに返すな、即答すんな
「まぁ俺だってたまには他人の陰口を言うさぁ、けど俺はその内容をそっくりそのまま本人の目の前で言える、まぁ滅多に無いんだけどね。それにそんぐらいの度胸が無きゃ俺はとっくに死んでるよ」
「変なとこで我が強いのね」
「人ってものは何かと信念を持って生きていると思ってる、でも全員がそういう訳じゃ無い。別に俺もその一人だったしでも何かのきっかけで変われたらよっしゃあ!って喜べば良いし、何かの手違いで変われたら狂喜乱舞して喜べば良い。人間ってのは寂しがり屋で独りよがりで矛盾してばっか、バカばっかだよ、俺はたまたま変われるきっかけてのに会えただけ今でも思い出せるぐらいにこびり付いてる」
剣をダラリと下に持っている小さくユラユラと揺れている
「君はやっぱり面白いよ」
次の瞬間体が宙を舞っていた、剣どころか近づいてきてる事すら分からなかった
「ようやく起きましたねマスター、」
「あーすまねぇ、ありがとさん」
ゆっくりと身体を上げ、顎がまだ少し鈍い痛みがある
「あいつ手加減知らないんだけど、どう思う?」
もう既に日が落ちかけの時間である、誰もいない闘技場の中で二人
「まぁ、弱いからですよね」
「お前までもこの仕打ちなんだぁ?俺になんか恨みであんのか?」
「いえいえそういう事じゃ無くて、ただ貴方がいつも私の前に行くから本来なら私が背負う物もマスターが、無駄に背負っていて無理に振る舞うから、この際知って欲しいんですだから、私にも背負わせてを理解してほしい、マスターは人間なんです、どれだけ強かろうと化け物じみた能力使おうと、あなたは一人の人間なんです」
それを気づかせるためか?いや、あの娘はそんな器用な事は出来なさそう、まさか
俺の事を俺から離れないと言って抱きしめてくれたあの人じゃないか?
「帰ったら礼を言わないと」
どこか腑に落ちた気がした。
次の日
俺はまた同じ少女に木刀を向ける
しっかりと前を見る
「少しは、良い顔になったじゃない」
目の前の少女が言って消える。ーーーー“首筋”
どこから声が聞こえた
とっさに前にかがみ直後、横薙ぎの木刀が空を切る
同時に俺の右手にある木刀を下から上へ切り上げる
「オラァァっ!」
体を後ろに倒して回避した
俺との間に距離が空く、俺は剣を構え彼女は
剣を下ろしている
ヒュッ
間合いが一歩て詰められ、俺の顎を狙って下から上に
届いーーーー
「あっぶねぇっ!」
顔を少し傾けて回避していた
俺が唯一使える(怪しい)魔法、【視覚強化】
効果は視野が少し広がるのと、相手を身失いづらくなるというもの
これを剣を下ろした瞬間に発動していた
「魔法を使うなって言われてないからなぁ!」
第一ラウンドが始まった
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