一番の、問題点忘れてないかい?
寝みーーー
ひとりの時間、それは自分の好きなように過ごせる魔法のような時間。これだから独り身生活ってのは最高だぜ!
だが、それは『自分』で作ったのか、それとも『他者』によって作らされたものか、この二つに分けることができる。俺は、いま後者である。カッコよくいってるがつまり、今俺はボッチということだ。
うん、すっっごい気まずい、スゲー気まずい
確かに分かるよ、だっていきなり椅子をぶっ壊したしその次の日何食わぬ顔で教室に入ってきたからそれは、確かに引くよね。
分かる確かに分かる、9割俺のせいだってわかってるでも、人間ひとりぼっちは、悲しいんだよ割と虚しいんだよ結構精神に来るんだよ。
「まさか異世界でも、友達ができないなんて」
あと、もう一つ。
こっちが原因なんだよねぇー・・・
そう、俺も前世ではかなりの異世界物の漫画を見ていた。例えば、某スライムが活躍したり、某モブキャラになってしまったりと、元ニートが転生して激つよになったり、死に戻りしながら戦うジャージの戦士など、いろんなものを見てきたがひとつどうしても気になって仕方ない事がある、それは・・・
言葉どこで覚えるの?
実にシンプルな悩みだがそれゆえにこの異世界では致命的なことになってしまう。
まぁ簡単に言えば昨日まで普通に話せた友達が、急に、椅子を破壊し、言葉も何を言ってるのかわからなくなってしまった。
ということだ、普通に考えればめっちゃ怖くない?
俺だったら怖いね、断言できるそんなやつは、怖わーい! まぁ俺なんだけどね、
なんとか書くのは無理だけど簡単な会話だったらできるようになったし
「さぁあて今日も全然わかんないぞー」
うん、わかってたようんわかってた言葉だけちょっと理解してもわかるはずないって、分かってた。
そんな放心状態の俺を置いて話し出す。
「あしたは、魔力診断テストおよび、技能検定があるので、忘れることなくお願いします。」
「「「はーーい」」
そう言って今日の学校は、終わった・・・
「何言ってんのかわかんねぇ」
そう思い今日一日が終わった
俺は、硬いベッドの上で寝た。
次の日、おれは変な施設の中で歪な魔法陣の上に半裸で立たされている。
はっきり言おう・・・「いやこれどういう状況?」
うーむ、なんか体中から変な瘴気出てるし、なんか光ってるし。
「はーあ、早く終わんないかなぁ…」
そう思った瞬間、元々光ってた身体はさらに光を増しやがて、その光は黒に変色した。
『世界の狭間』が、天海とある世界を繋げる亀裂である。
そして、それは果てなく続き、
やがて亀裂は、魔境に続く。
魔王が。
力を失ったとしても魔の世界を治め、未だ崇められている。
七つの席の、六人の王、その最後の席の、
“王”が目覚めた。
神達が青ざめ、世界は狂い、王達は焦る。
「ハハっ、やっと見つけた僕の現し身」
笑顔で振り返る、だがその目は笑ってるようには見えなかった。
エナドリ最高




