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黒鉄戦士の冒険録 〰︎知らない異世界でがんばって、生き延びようと思います〰︎  作者: ボタン
魔境の王が目を覚ます・・・誰もそれが一人とは言ってない
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己の全てを賭けて、其の一

いや〜眠たい

感想を聞かせてください!

「はぁ全くだったぜ」

愚痴を言いながら俺は、廊下を歩いている

みんな!廊下は走っちゃいけないからね!

そして、廊下でケンカとかしちゃダメだからね!



ここは、食堂

今は昼飯時である

両の頬をパンパンにふくらましてメシを食べる兼今は、愚痴っている。

ついさっきまで俺は怒られていた。

理由は簡単、廊下で朝っぱらから殺し合いをしていたからである

まぁしょうがない、だって天が殺れって言いましたから(キメ顔!)

まぁ冗談は置いといて、もうこの学校では学園闘技祭の話題でもちきりである。

誰が出るだの、俺が出るだの、私が出るだの、拙者も出たいだの

うるせぇんだよ馬鹿タレが!

とは言っても実際に出るのは、全校の十分の一ぐらいらしい。

大体二十人から、三十人程度、どっちかと言うと見せ物試合な感じもするけどな

ルールとして、全体の十五人は、クラスから一名絶対に出さないといけないらしい

今年の応募人数は、32名が参加予定らしい


ん?ちなみに俺は?な〰︎にそんなに知りたいの?

俺は、()()()()()として参加するよ!


「く、クソッタレがーーーー」

なあーにが特別参加だ!ふざけやがって

『あーあ、ドンマイ』

「んうえあ!、サマエルかよ、久しぶりだな、もう大丈夫か?」

『うん、心配ありがとう、もう大丈夫だから』

「そっそうか、なら良かった」

「あのー?さっきから誰と話してるんですか?」

すぐ近くに少女の顔、上目使いは、死んじゃうて


「でいくしょなりい!」

「きゃあ!」

「びっくりしたー、マギ、急に話しかけないでくれよ、ビビるから、本当にビビるから」

「こっちのセリフですよ!何回呼んでも無視して!」

と少し怒った顔をした、うーん、かわいいなぁ

「すまんすまん」

そう謝ると、マギは

「しっかりしてください、本当にもうっ!」

やっっべかわええ〜

このまま死んでも悔いはない

「んで、何を聞いてたんだ?」

マギは、

「何で貴方が学園闘技祭(この闘い)に出ているのかを聞いているんです!」

「あぁ!、そういうことね」

「えっとね、一言で言うなら宣伝かな?」

「宣伝?」

「この間傲慢の王(ルシィファー)ていうやつと戦って一応勝ったから、王に勝った男として宣伝して欲しいんだろ」

「まぁ、俺を祭りごとに入れて無事で済むと思うなよ」

と、不気味に笑う

「だから特別参加なんですね」

うん、そんなピュアな眼でこちらを見るな、浄化されちまう

「はぁ、先が思いやられるよ、本当に」

そう言いながら黙々と食べている

ふと思う

「なぁマギ?」

「何ですか?」

「お前メシ食ってんの?」

彼女の前にあるのは、水一杯

ダイエットでももう少し食べるぞ?

「ふっふっふっ!」

「ついに聞いてくれましたね!、私の事を!」

なんか嬉しそうだな?

「私は、人形なので食事は入りません!代わりに魔力を消費して過ごしてます」

「この胸のところにある宝石のおかげでエネルギーさえあれば半永久的に魔力を作ることが出来るんですっ!」

ふふんっ!と自慢そうに胸を張る

「ちなみにその宝石のエネルギー源で何?」

「驚かないでくださいよ?」

「わかった」

「それは光です、街灯でも、太陽光でも、星の光でも魔力を作ることができるんです!」

「じゃあ、あだ名は葉っぱちゃんで」

「ふええっ!?」

いやーやっぱいじりがいあるわ〜

そんやこんや話してたら



バンッ

俺のメシが消えた

「は?」

困惑していると、目の前の4、5人ぐらいのグループの一人が

「早く退きなさいよ!いつまで座ってるの!」

「なんだこの高飛車女?」

あっやべ

「つい本音が」

「お前いい度胸だな」

今度は別の人が口を開く

「何だよ?金魚のふんその三」

「せめて、1といえ1と!」 

「いや、金魚のふんのとこを否定しろよ」

「この方を誰だと心得る!」

「いじりがいのある高飛車女と、愉快な魚ふんブラザーズ?」

「そうだ!いじりがいのある高飛車女と、ってふざけんな、略すなよ!」

いや、否定しろよ

「この方はこの学園一の腕前で生徒会、会長なんだぞ!」

「へーーーー」

落ちた食べ物を拾って食べれるところは食べて下げようとした時

「おいっ!」

「はぁ、何だよ」

「まだ話しは終わってないんだぞ!」

しつこいなコイツら

「何だよ、こっちも暇じゃ無いんだよ」

と聞くと

「もう許しませんわ」

ジヤキッと剣が、杖がこちらに向けられていた

「おいおい、ここ食堂だぞ?」

「関係ないですわ、それよりも今までの無礼、謝罪してもらいますわよ?」

今までの無礼?

「身に覚えがねえなぁ!」

杖を蹴り上げ、剣をカツアゲして、魚ふんブラザーズを瞬殺し、

残るは、

「高飛車女、ただ一人」

静かな空気が漂う、そして

両手を女の方が挙げた

「いえ、今日はここで失礼しますわ」

そう言って魔法か何かで三人を持ち上げ食堂を出て行った

「何だったんだよ?」




皆んなは、間違っても食堂で暴れないように!

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