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キラキラな魔法とは?
あれは私が八歳の頃。まだ、お祖母様が生きていらっしゃる頃だった。
「いい?アスカ。あなたは、呪いに呪われてるの」
「のろい?」
「そう、呪い」
小さい頃は、呪いなんて魔女にかけられる悪い呪いしか知らなかった。
「怖いよぉ…、やだぁ…」
「ふふっ、泣かないで。呪いなんて言ってしまったけれど、これは魔法なの」
「魔法なの?キラキラ?」
「そう、キラキラ。あなたがこれからの人生をキラキラにしていくための魔法よ」
その言葉だけで、私の中の呪いはモヤモヤしたものから宝石のようにキラキラと光りだしたのだった。
「やったー!私、キラキラになる!」
〜十年後〜
「アスカ・ナーヴェ、貴様との婚約は解消させてもらう!!」
…お祖母様、キラキラの魔法とは何でしょうか?
ここはキュリーブ王国の王都、トラロン。
その中心にあるのが、トラロン王立学園。ここは、貴族と平民が通う学校である。階級か関係無く、勉学が物をいう学院では、上流貴族が上位をキープするのは当然であった。
しかし、私が通うこの年。新入生の中で聖女と呼ばれる女子が一名入った。
このときから私の運命の歯車は狂い始めていったのだった。




