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公爵令嬢は普通になりたい  作者: 月乃夜
第一章 公爵令嬢 ロウラン・デューク・ノヴェユール
31/62

二十八話

ブックマーク登録者が増えました!!!

・・・減らないように頑張ります!!

アクセス数がユニークの方で3000人超えました!!

これからも頑張ります!!

頭が痛い。

気分が悪い。


でも、目の前には次々と魔物が現れている。

倒さなくては。

何故?

どうしてだっけ。

分からない。

なんで私は、魔物を倒しているんだっけ?

分からないわからないワカラナイ。


急に後ろからナイフが飛んできた。

新たな敵が!?


振り向きざまにナイフを掴む。

そこにはアゼルナとヴォルクさんがいた。


「アゼルナ、どうかした?」

「加勢に参りました、お嬢様。」

「そう、ありがとう。」


でも、困ったな。

今は誰かと一緒にいたくない。

なんでだろう。

とりあえず、二人には西側の門の方に行ってもらおうかな。


「じゃあ、あっち側よろしく。」

「はい。」


二人は私が指差した方へと行った。


なんだか、胸の辺りが苦しくなった。

なんなんだろう。


どんなに考えても、答えは出なかった。






それから数日後、学園は修復され、怪我人も全員手当てがされた。

ようやく、日常へと戻ったのだ。


昼休み、私は図書室へ向かおうと廊下を歩いていた。

曲がり角に差し掛かった時、急に誰かが飛び出してきた。


「うわっ。」

「キャッ!!」


私は立ち上がり、座り込んでいるその人に手を出した。


「すみません、大丈夫で———」

「ひどい!!なんでそんなことするんですか!?」

「は?」


何を言って・・・?


「突き飛ばすなんてひどいです!!!」


「何事だい?」

「あぁ、殿下・・・すみませ———」

「聞いてください殿下!!!ロウラン様が私を突き飛ばしたんです!!。」


オースウェン嬢が、やけに甘ったるい声で殿下に話しかけた。


「事実かい?ロウラン。」


否定しようと、私は口を開こうとした。

でも、私の体は私の思ったように動かなかった。

片頬が上がり、目が細まる。


「事実だとして、それが何か?」


そう、私は言った。

違う。

私はそんなこと言おうとしてない。


「何故、こんなことをするんですか!!」

「黙りなさい。今(わたくし)は殿下と話しているの。口を挟まないで。」

「そんな言い方・・・!!」


そう言って彼女は泣き崩れた。

ヴォルクさんと殿下が、私を信じられないものを見たかのような目で見ている。

違う。

あんなこと言おうとしてなかった。


私はまずまず突き飛ばしてなんかない。

突き飛ばしてなど・・・



いえ。

私は、彼女を突き飛ばした?


おかしい。

突き飛ばしてなんかないはずなのに、

突き飛ばしたのだと考えている。


私は、彼女を突き飛ばした・・・?


何故?



目の前にいたから。

ただそれだけよ。



違う。

私はそんなこと考えてない。



頭が痛い。

苦しい。


なんでこんなことになっているの?

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