二十七話
久しぶりの投稿です。
長らくお待たせいたしました!!
「それを、どこで聞いた?」
殿下は真顔になって俺に問いかけてきた。
やっぱり上位貴族と王族しか知らねぇってとこか?
「男爵令嬢の口からだ。今の惨状の手がかりになる可能性がある。」
「男爵令嬢からだって?早急に対応が必要だな。父上に伝えねば。・・・悪いが、今すぐには君たちに伝えることはできない。落ち着いたら話す。だから、今は・・・」
「わかった。今は、魔物どもを殲滅してやる。」
俺は振り返った。
「行くぞ、暗殺者。」
「えぇ。」
そして俺らは最前線へと向かった。
「おい。」
「ロウラン様。」
俺らが呼びかけてもあいつは全く反応を見せなかった。
やっぱりなんかあったのか?
そんなことを考えていると、急に暗殺者がナイフを構え、あいつに投げた。
「おい、お前何を・・・!」
ナイフがあいつに当たる・・・ことはなかった。
あいつは振り向くとナイフを手で掴んだ。
「アゼルナ、どうかした?」
「加勢に参りました、お嬢様。」
「そう、ありがとう。じゃあ、あっち側よろしく。」
「はい。」
あいつが示した方向は、西側にある門の方だった。
俺はコソコソと話しかけた。
「おい、どういうつもりだ?」
「ロウラン様、やっぱり何かおかしいわ。お嬢様、と呼んでも何も言わないだなんて。」
「じゃあ、やっぱり・・・。」
暗殺者は急に立ち止まった。
抑えきれていない殺気が、漂っている。
「あの時、何かあったと考えるのが妥当ね。」
もし、それが、あの男爵令嬢のせいならば、
俺は、
俺らは、
絶対に許さない。




