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公爵令嬢は普通になりたい  作者: 月乃夜
第一章 公爵令嬢 ロウラン・デューク・ノヴェユール
30/62

二十七話

久しぶりの投稿です。

長らくお待たせいたしました!!

「それを、どこで聞いた?」


殿下は真顔になって俺に問いかけてきた。

やっぱり上位貴族と王族しか知らねぇってとこか?


「男爵令嬢の口からだ。今の惨状の手がかりになる可能性がある。」

「男爵令嬢からだって?早急に対応が必要だな。父上に伝えねば。・・・悪いが、今すぐには君たちに伝えることはできない。落ち着いたら話す。だから、今は・・・」

「わかった。今は、魔物どもを殲滅してやる。」


俺は振り返った。


「行くぞ、暗殺者。」

「えぇ。」


そして俺らは最前線へと向かった。


「おい。」

「ロウラン様。」


俺らが呼びかけてもあいつは全く反応を見せなかった。

やっぱりなんかあったのか?


そんなことを考えていると、急に暗殺者がナイフを構え、あいつに投げた。


「おい、お前何を・・・!」


ナイフがあいつに当たる・・・ことはなかった。

あいつは振り向くとナイフを手で掴んだ。


「アゼルナ、どうかした?」

「加勢に参りました、お嬢様。」

「そう、ありがとう。じゃあ、あっち側よろしく。」

「はい。」


あいつが示した方向は、西側にある門の方だった。

俺はコソコソと話しかけた。


「おい、どういうつもりだ?」

「ロウラン様、やっぱり何かおかしいわ。お嬢様、と呼んでも何も言わないだなんて。」

「じゃあ、やっぱり・・・。」


暗殺者は急に立ち止まった。

抑えきれていない殺気が、漂っている。


「あの時、何かあったと考えるのが妥当ね。」


もし、それが、あの男爵令嬢のせいならば、


俺は、

俺らは、


絶対に許さない。

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