十九話
読んでくださりありがとうございます。
武術部門はトーナメント制らしい。最初の試合は・・・あんま興味ないや。
えっと・・・ヴォルクさんは三試合目が最初か。一、二試合目はのんびり見てよ。
「あ、そうそう。ロウランさん、旦那様からお手紙が届いていますよ。」
「手紙?」
「はい。」
そう言ってアゼルナはポーチから手紙を出した。ノヴェユール家の紋章もついてるし、間違いなく父上からみたいだ。どうしたんだろう。
『近々我が家で茶会を催す。招待したい者がいれば言いなさい。招待状を出しておく。
大会が開催されるらしいな。家族全員で見に行くことになった。頑張りなさい。』
「ねぇアゼルナ。」
「はい。」
「これってつまり・・・?」
「はい、皆様お越しになってます。」
まじか・・・。一気にプレッシャー。大丈夫かな。
「そ、そう・・・。」
「どなたか招待したい方はいらっしゃいますか?」
「そうだな・・・。ヴォルクさん、とか?」
「戦闘狂を・・・ですか?」
「お家で商会をやってるんでしょ?だったら、呼んだ方がいいかなって。」
「そうですね・・・。」
無駄話をしていると、二試合目まで終わったみたいだ。いつの間に・・・。
次はヴォルクさんか。
「次は戦闘狂ですね。」
「そうだね。」
ヴォルクさんが入場してきた。彼の武器は一般的なバスタード・ソード。片手でも両手でも扱える剣だ。
相手は・・・誰だか知らないが装飾の美しいレイピアを使っている。
「あれは・・・」
「相手側の負けがほぼ確定ですね。あんなゴテゴテした観賞用のレイピアなんかで勝てるわけがない。」
「まぁまぁ、それだけ自信があるってことかもよ?」
「そうですね・・・。」
「それでは試合、開始!!!」
進行役の合図で勝負が始まった。
今回は短めです。
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