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公爵令嬢は普通になりたい  作者: 月乃夜
第一章 公爵令嬢 ロウラン・デューク・ノヴェユール
1/62

プロローグ

はじめて書く小説なので、おかしな文や誤字脱字が多いと思います。すみません。

楽しんで読んでもらえると嬉しいです。

「ロウラン・デューク・ノヴェユール公爵令嬢、俺はお前との婚約を破棄する!」


学園の夜会で、私は王太子、『ルパート・エンペル・シャドネイル』にそう言われた。

5分くらいの間、彼は口を開けたり閉じたりして何かを話そうとしていた。何を言うかと思って待っていたが、まさか婚約破棄宣言だったとは。そんなにも迷うことだったのだろうか。

婚約破棄をすることは当たり前だと思っていた。私は彼が仲良くしていた『リリーザ・バロン・オースウェン』男爵令嬢に冷たくあたったのだから。彼女の大事にしていた髪飾り|(祖母の形見らしい)を壊してしまった時もあった。嫌われるのはしょうがないだろう。


「かしこまりました。」


そう言ったら彼はなぜか悲しそうな顔をした。どうして、そんな顔をしているのだろう。


「それでは失礼致します。」

「あぁ・・・。」


私は王宮を出て外の馬車に乗った。明日になったら、永年の夢だった冒険者登録をしよう。

王太子の婚約者の時はなることができなっかった。冒険者は王太子の婚約者に相応しく無いから。

ようやく夢を叶えられる。お父様には申し訳ないけど私に王太子の婚約者はあってない。



〜ルパートの目線〜

一目惚れだった。お披露目パーティーで彼女、ロウランに会った時に俺は彼女に見とれてしまった。

綺麗で、凛々しくてかっこいい彼女と婚約者になりたくて、俺は国王に我儘を言った。

彼女はいつも静かで無口だけど、話しかけたらきちんと聞いて答えてくれた。そこがまたいいと思った。

彼女はとても頭が良かった。学園での成績やテストはいつも一番。先生が知らないことまで知っている。俺は彼女の婚約者に相応しいよう、勉強も剣技も魔法も頑張って学んだ。そのおかげで、成績やテストの点数はいつも二位だった。俺はようやく彼女に相応しくなれた気がした。

でもあるとき俺は気が付いてしまった。彼女が嫌がらせを受けていることに。

王太子、一目惚れなのになぜ婚約破棄?

次回は過去のことを詳しく書こうと思います。

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