表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
後藤一家の事情  作者: 奈々篠 厳平
四章
19/50

~噂という名の~ 1

 目を覚めると、ヒロトは病床にいた。

そして腕には点滴を流し込む為の針が刺さっていた。

暫く待っていると、医師がやって来てカルテを見合(みあわ)せ乍らヒロトに伝えた。


医師:どうやら、ランドセルがクッションになったお陰で脊髄(せきずい)を損傷することはありませんでした。ですが、肋骨に2ヶ所ヒビが入っていた事と右腕に骨折が見られた事だけ伝えます。

ヒロト:...いつ治るんですか?

医師:せいぜい1~2ヶ月程です。ギプスを付けてるので近い内退院出来ます。ただ、もし痛みが長引く場合は透かさず通ってください。


ヒロトは医師の説明を耳を傾けて聞いていた。

脚は軽い打撲だったので湿布で治す方向になった。

けれど矢張歩くとなると松葉杖が手放せなかった。

 何日かぶりに学校に来たが妙に異様な空気が漂っていた。

と、勝木が現れて補助をしようとしていた。

勝木は軽度の自閉症を患っており、発音が思うようにいかず悩んでいた。

そして誰であろうとも困ってる人を見掛けたら駆け付けて助けてあげる純粋な少年だった。


ヒロト:勝木、大丈夫よ。階段ぐらいは流石に手伝って欲しいけど...。

勝木:分がった。それて、怪我はたいじょうぷだったの?

ヒロト:大きい怪我はなかったがギプスを余儀なく付ける事になったんだ。

勝木:そうが、んぢゃ、いつでもたすげてあげるから。

ヒロト:ところで...妙に空気が重い気がするんだが。

勝木:それかさ...


勝木はヒロトのいない時に起こった出来事を赤裸々に話した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ