~スクールライフ~ 2
学校に通っているハヤト、ヒロト、タンポポ、ユウタは平和な日々を過ごしていた。
長男で一番っ子のハヤトは小学生6年生、皆を引っ張る力に評価を受けて学級委員長に選抜された。
そして実はクラスの女子にモテモテ...してなく、男子友人とふざけあっていた。
ハヤト:どうでもいいジョークを教えてあげよう...
(トランプカードを手に尻を向ける)
ハヤト:尻の谷間に、カードスキャンだっ!!
シャキンっ!
ティロリロン♪ティロリロン♪
(滑り込んでスフィンクスらしきボーズを取り)
デロリア~ン♪
河岸:草www
月見里:なにそれワロスwww
内村:しょーもなすぎぃwwwww
二番目で次男に当たるヒロトは小学5年生、笑顔を絶さずがんばり屋であるものの失敗が多いため何時も怒られて許りである。
それが故に誰かが失態する度に一番に挙げられたり、擦り付けされたりしていた。
村坂:またヒロトだ、またヒロトだ!
ヒロト:おい、僕やってないぞ?!
村坂:ふーん、そうやって人に擦り付けるのね~。
ヒロト:本当にやってないってっ!!てかお前が言うな!!
歌内:くすす、始まったぜ。ヒロトに賭けるか?
羽村:んじゃ、負けたら俺の宿題もやってくれよ。
歌内:はぁ?!ちょ...
三番目で長女のタンポポは小学3年生、動植物を愛してやまないお転婆である。
男女問わず絡んでくるため、好みも分かれている。
多瀬田:ポポタン【タンポポの渾名】、これ!
タンポポ:これはホトケノザだな、『調和』や『輝く心』
石井:ポポタン、ほんの少しだけど...ツツジの花をあげるよ!
タンポポ:『恋の喜び』だな、まさか私に惚れてるとか...(ニチャリ)
石井:ま、違うって!違うって!
長谷川:聞いてよ、ペットボトルの花瓶でやっとの思いで開花したんだよ!ほっんとに苦労したよ。ユリの色違い、名付けるならば『春風の吹く星空』...かな!
タンポポ:黒...ユリ......長谷川、体育館裏に来い。ミンチカツにしてやる。
長谷川:ふぇ???(焦)
4番目で三男のユウタは小学1年生、クラスの中で成績が良く周囲に羨ましく思われている。
然し、屡々悪賢い点が出てしまいあまり友人が出来てない。
蒲郡:成績はピカイチだけど、性格に関してはバツイチなんだよな...。
ユウタ:?...却々不得要領な事を仰いますね。
竹島:ムズい言葉でマウンド取るな。
北條:そうだよ。(便乗)
竹島:なんだお前。
北條:申し遅れました、北條楢といいます。
竹島:違う、そうじゃない。
───と4人は平凡に学校生活を堪能していた。そう、あの出来事が起きるまでは。




