ファシーナで
久々の更新です
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ゼロ『今日はパレードか』
クク『シクルズ皇帝の誕生日だ』
ゼロ『この町には3000人しか人が住んで無いんだよな』
クク『昔は60億人ほど人が住んでいたんだが、ある時から戦いを好む
人間達が現れて殺しあって人口を削りあったのだ』
ゼロ『自分は歴史に疎いのでよく知らないがそんなことがあったんですね』
クク『世界は人が少なくなる変わりに環境が変わりつつある』
ゼロ『地球の意思ですね』
リリー『隊長!!』
ゼロ『なんだ?』
リリー『お祭りに行きましょう』
ゼロ『今は仕事中なんだ。ジャックと行けよ』
リリー『ブー』
ジャック『俺も仕事あるからさ、一人で行けよな』
リリー『ブー』
クク『ああ、そういえばお前に新しい指令が来ているぞ』
ゼロ『どんな任務です』
クク『隣国のお姫様を護衛する任務だ。隣国といっても海を挟んでだがな
国の名前はファシーナ。小さな国だ。そこは小さな国だが大変裕福な国でな
周りの国に付け入られそうなのだ』
ゼロ『いつからです』
クク『明日だ』
リリー『私達も一緒に』
ゼロ『駄目だ。付いてくるな』
俺も同じ鉄は踏まない次は一人で何とかする
つまらないプライドを胸に俺はファシーナへ向かう
-ファシーナ-
ゼロ『ここがファシーナ…』
衛兵『お待ちしていました。ゼロ殿』
ゼロ『上に通してくれ』
-訓練所-
セレント『誰か、このセレントの相手になるものはいないか』
ゼロ『あれが一番強い奴か』
セレント『ええい、なんだこの体たらくは!!』
ゼロ『あんなつたない奴がか』
衛兵『ゼロ様、こちらでございます』
-謁見の間-
レイ女王『それで、ナックからの増援というのはこのものか?』
大臣『た、たった一人なのか?』
レイ女王『口を慎みなさい、それでゼロ訓練所はどうでしたか?』
ゼロ『今まで平和だったってことがよくわかりました』
ざわざわ…
レイ女王『確かにわが国は今まで富のみにすぐれていて力という点では
他の国に引けを取っていました』
レイ女王『しかし、今日まで一切の争いごとをせず平和に暮らしてきたのです』
ゼロ『過去の栄光を語るより今しなければいけないことをしましょう』
レイ女王『例えばどんな事ですか?』
ゼロ『兵士達には剣の技を、国民には魔法を』
レイ女王『国民にも戦わせるのですか?』
ゼロ『敵は数でこちらを圧倒しているのです。そうでもしなければ
我々に勝ち目はありません』
その時謁見の間にドタドタと足音かなる
セレント『女王様。このたびの助っ人はここの…』
ゼロ『ゼロ・パークティだ。君の腕はさきほど測らせてもらったよ』
セレント『修練所を覗いておったか。ゼロとやら。人の力量とは
そう簡単に計れるものではない。それにな…』
ゼロ『女王よ、先ほどの話だが、兵士達より国民達に魔法を教えたい』
セレント『ゼロとやら、私と一戦交えてみないか?』
ゼロ『そんな時間は』
レイ女王『構いません。この者がただものではないと信じてみたいからな』
ゼロ『仕方ありません』
セレント『いくぞ!!』
ゼロ HP5000 セレント HP測定不能
MA150 MP測定不能
ゼロ『ムーンスロットを開くまでも無い』
ゼロの攻撃
セレントに1200のダメージ
セレント『そんなものかー!!』
セレントの攻撃
ゼロに5000のダメージ
ゼロ『馬鹿な!!さっきとはまるで別人だ』
セレント『あれは兄だ』
ゼロ『そうか…無礼だったな』
ゼロ『ムーンスロット全快』
ゼロの能力が上がっていく
ゼロ HP15000 セレント(本性)HP 16000
MA2500 MP 2600
ゼロの攻撃 奥義だ!!
炎よ 2000ダメージ
氷 1000ダメージ
大地の怒り 1000ダメージ
風の嘆き 1000ダメージ
後に残るのは闇だけ
7000ダメージ
セレントの攻撃
酔無精!!
ゼロに5000のダメージ
ゼロHP10000 セレント HP9000
MA2000 MP2200
ゼロの攻撃 奥義
月滅浸透剣!!
カウンター!!セレントの攻撃
風鈴車!!ゼロに8000のダメージ
ゼロは攻撃を跳ね返した
半分が跳ね返る
セレントに8000のダメージ
ゼロHP2000 セレント HP1000
MA1500 MP1800
セレントが先制を取った。
風鈴車!!
ゼロはすべての攻撃を跳ね返す
セレントに8000のダメージ
セレント『かはっ!!み、ごとです』
ゼロ『大丈夫か?』
レイ女王『セレントの弟のほうは病気なんだ。だから兄があんな道化
のような事を』
セレント『兄弟にはそれぞれの役割があるんだ。女王様もそんなに
気を使ってくれなくとも』
戦いに勝ったがセレント兄弟にはなんとなく負けたような気がした
パークティであった