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月滅剣  作者: 絆創膏
12/32

曇る蜘蛛

14

リリー『御剣!!ベリーの街まで後少しだぞ』

御剣『覚悟を決めないとな…』

リリー『その前にもう一回野宿か…』

ジェック『どうでもいいが腹減ったぜ』

リリー『話をそらさないで。野宿の時、私の事襲わないでよね。』

ジャック『だ、誰が!!てめーなんてたんなるガキじゃねーか』

リリー『だからよ。最近そういう大人がたくさんいるの』

御剣『煩いやつらだ』


         その夜

リリー(トイレ…)

リリー『誰?』

ジャック『俺だ』

リリー『この馬鹿、証拠にもなく…ぶっ殺すわよ』

ジャック『俺の名前なんだっけ?』

リリー『ジャックでしょ?頭膿んでるの?』

偽者ジャック『なるほど俺の名前はジャックというのか』


御剣『リリーがいない。おいジャック…眠らされている…いや、魂が抜かれている

んだ』

御剣『リリー!!どこだージャック?お前は確かに眠らされて…』

偽者ジャック『なにを言ってるんだ俺はジャックだぜ…』

そこにはリリーの姿があった。眠らされているようだ

御剣『まさかジャックリリーを…』

偽者ジャック『始めまして。私の名前はジャック。性格には偽者ジェックとでも

名乗らせてもらいましょうか』

御剣『偽者?あのジャックは…』

偽者ジャック『私が乗っ取りました。貴方は非常にうっとおしい。消えてもらいます』


   御剣   偽者ジャック

   HP876   HP1300

   MA75    MP0


御剣の攻撃!!

偽者ジャックに45のダメージ


偽者ジャック『くくく…その程度ですか』


偽者ジャックの攻撃

御剣に200のダメージ


  御剣    偽者ジャック

  HP676     1255


御剣の攻撃

偽者ジャックに55のダメージ


偽者ジェックの攻撃

御剣に315のダメージ


  御剣    偽者ジャック

  HP361     1200


偽者ジャック『もう後がありませんよ』

御剣『くそっ木刀が折れた。こうなったら月滅剣を呼ぶしかない』


  心穏やかにして、悲しみ怒り憎しみを絶ち

   心の中にあるもっとも大事な言葉を…


  御剣『マリーーーース』

そう御剣が叫ぶと、御剣の天が割れその中から月滅剣が現れた

御剣はその剣を取った


御剣の攻撃

御剣『月滅剣!!』

偽者ジャックに1500のダメージ


御剣『ジャック!!大丈夫か?』

ジャック『御剣の旦那!!俺は一体…』

御剣『魂を抜かれたが体は大丈夫みたいだな』

リリー『私は逃げたけどね』

さてと…ベリーの村にいきますかな


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