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月滅剣  作者: 絆創膏
11/32

ほろびほころび

          13

ジャック『駄目です。こっちにも人っ子一人いないです』

御剣『まいったな。あらかた潰したが村の一つでもあればな』

ジャック『仕方ないですよ。都心のベリーの街までいきましょうよ』

御剣『気が乗らないな。人が多いところは苦手なんだ。小さな群集地でもいいんだが』

ジャック『木に聞いたんですが、小さな村というのはないですが廃墟らしきところ

があると。』

※ジャックには木と会話できる能力がある

御剣『そこに行くか』

ジャック『こりゃあ駄目ですよ。完全に廃屋と化している』

御剣『駄目かな…まだ生き残りがいるはず…さがせ』

ジャック『まったく人使いが荒い人だ』

御剣『ここは教会だったみたいだな』

御剣が教会で見たのは小さな女の子だった

御剣『君はこの村の』

?『…ぬの』

御剣『え?』

?『死ぬの』

リリー『私はリリー。滅びの天使』

御剣『この子は何を言ってるんだ?滅びの天使?』

リリー『祟るの』

御剣『誰を?』

リリー『貴方の未来』

御剣『とにかくだ…こんなところにいたら危ないから、お兄さんと一緒に

外に出よう』

すると崩れかかった教会の壁が落ちてきた

リリー『まだはやっ』

御剣『危ない!!』

御剣はリリーに飛びつき外に飛び出た

ジャック『それでこの孤児はどうするんです?』

御剣『保護という形で俺たちと行動を共にする…それとジャック…

話しやすいように話していいぞ』

ジャック『はっはっはっやっぱ兄貴にはかなわねぇわ。それでは標準語はもうつかわ

ねぇでげす』

リリー『くずしすぎ、きもい』

ジャック『なんだとこの尼。耕運機で耕してやろうか』

リリー『馬鹿みたい、そんなことより御剣。』

御剣『なんだよ』

リリー『貴方、月滅剣の使者なのに全然弱いのね』

御剣、ジャック『な…なんで知っているんだ』

リリー『私はなんでも知ってるのよ…この世の始まりから終わりまでね』

とにもかくにも3人で旅をすることになった御剣達。ベリーの村までたどり着くことができるのか?


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