表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/101

1-8:抜けたいから

話に割り込むなときやがった。


「いや、だから俺がパーティ抜ける話を何でこう……」

「ブランがパーティ抜ける話はもう済んだでしょ。今は私が抜ける話を勇者くんとしているの!」


言われてみれば確かにそうだ。

俺がパーティを抜ける話はもう終わった。

そして、今はガトーレがパーティを抜ける話をリーダーのジースとしている。


って言うと、あれか?

ガトーレの奴、自分がパーティを抜けたくて俺をダシに使おうってのか?

だったらこれ以上は何も言うまい。

あいつのせいでジースの奴から要らん恨みを買うのは気にくわないが、その礼は後でたっぷり払ってもらおう。


「ガトーレ、話を戻すぞ。……つまり、お前は勇者であるこの俺よりも、格闘家のブランを取るって事だな?」

「そういう事。ごめんね、別に勇者くんの事を嫌いになったとか、他のメンバーと仲悪いとか、そんなんじゃないから」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ