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4-4:着実に強くなってます

「ブランさあ、格闘家として強くなり過ぎたせいで回復のオーラにも目覚めているんだよ」


俺、攻撃以外にもそんなに強くなっていたのか!?

思い返してみれば、ここ最近はダメージ受けても直ぐに回復していたなあ。

てっきり、ヒーラーの仕事が優秀だからとばかりに思っていたが、まさかの自給自足なのか!?


「……今の今まで気づいてなかった」

「鈍感……ブランってば強いのに妙に消極的だと思ったら、こんな事だったなんて」

「ヒーラーがいないのは無謀だって、体験しないと気づかないタイプだと思っていたぞ」

「私だって回復の重要性くらいわかっているって」


まさか、一番心配していた回復担当が俺だったなんて。

ってか、こんな便利過ぎる能力に目覚めていたとは。

確かにこれなら俺は大丈夫だが……


「ちなみに、ブランから出ている回復オーラ、密着している人にも効果があるんだよ。だから、私もブランにくっ付いているだけで回復できるし、安心してね」

「そ、そうか。便利だな」


ガトーレが俺を手放したくない理由が、更にわかった気がする。


「ウォーミングアップも済んだし、このまま第八階層まで行くよ、ブラン」


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