表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/101

2-1:今後ともよろしく

ジースたちを後目に、俺と魔法使いのガトーレは酒場を出た。

残ったメンバーが落胆したジースを慰めている様だったし、あっちは大丈夫だろう。

さて、今の問題はこっちだ。


「さっきは、よくも俺をダシに使ってくれたな」

「ダシに使う? 何のこと?」

「ガトーレのせいでジースと要らん怨恨が出来ちまったじゃねーか。俺と組むとか適当いいやがって」

「適当じゃないって、これから一緒に組むんだから改めてよろしくね、ブラン」


おいおい、本当に俺と組みたいのかよ。


「さっきも言ったが、俺はガトーレと組むつもりはないぞ」

「どうして?」

「どうしてって、組むメリットない……と思うし、その、いきなり言われても困る」

「何よ、こっちだってブランがいきなりパーティ抜けるとか言い出すからだし」


俺のせいかよ!!

いや、どの道パーティ抜ける事にはなっただろうし……

ああッ! 今色々考えるのは止めた。

飲み直す気にもなれないし、とりあえず宿に戻って寝よう。


「ちょっと! どこ行くの?」

「何処だっていいだろ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ