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異世界に兄妹そろって来ちゃった

「お兄ちゃん!朝ですよ!起きてください!」


自分の睡眠の邪魔をしてくるのは、妹の小百合。10歳にして家事スキルがプロ並みだ。


「あと......50年......」


そして俺こと暁です。職業は今はサラリーマンみたいなことをしています。


「そんな時間は無理です!いいですから仕事場に向かってください!」

「りょう......かい......」


そんな会話をしながらごはんを食べる準備をする


「やっぱりうまい、大人になったら高級ホテルのシェフになってるな!」

「それは言いすぎだよ」


こんな平凡な会話をしていると、耳を抑えたくなるような音がそこら中から聞こえてくる


「......ッ!!!!」

「お兄ちゃん!!!」

「大丈夫だ小百合! お兄ちゃんが付いてる!」


十秒ぐらいして音が鳴りやむ


「なんだったんだ......今の音は......」


外を確認してみると、見たこともない見晴らしのいい山に家が建っていた


「俺たち......確か東京に住んでたよな?」

「うん......なのになんで......」

「「「こんな山に居るんだ?」」」


「お兄ちゃん!これってもしかして異世界転移ってものですか?!」

「そうだな......そういえば小百合って異世界もの好きだったな」

「そうだよ! もう最高!」

「喜んでるところ悪いが、魔物みたいなやつが近づいてくるんだが......」

「魔物はとても強いらしい。だから気を付けて!」


さすがにこの状態じゃ無理がある......


「小百合、兄ちゃんに何があっても嫌ったりしないか?」

「当たり前です。毎日居るのに嫌ったりしません!!」


了承を得て、ハンマーを持って家の地面のコンクリを叩く。そしてコンクリの中から箱が出てくる。


「お兄ちゃん......それって......」

「ああ、銃だ」


そう、昔俺が少年だったころに任務で使っていた相棒だ


「昔仕事で使っていたんだ。これを見ても嫌ってないか?」

「......少し驚いたけど嫌ってはないよ」

「よかった、小百合に嫌われたら一生の終わりだったよ」

「そんなにだったの!」

「まあそれは置いておいて、外の魔物をかたずけてくるよ」

「気を付けてね?」

「任せておけ!」


そしてドアを開けて魔物に会いに行く......

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