二十五話:事後報告
〈〜こんこらむ:20〜〉魔法について⑧ 闇属性
六属性の一つ。光魔法と対を成す。召喚魔法もこの属性に含まれる。即死魔法や洗脳魔法など、禁忌とされる魔法も多い。
代表的な魔法は『ブラッドショット』『ヴェノムカッター』『ダークブラスト』『インフェルノ』など。
私とアイビスはギルドマスターの元へ訪れていた。迷宮の調査結果を報告する為である。ちなみに、ファルシアとフェリシアには回収したドラゴンの素材を売却しに行ってもらっている。
「⋯⋯なるほど。最下層にドラゴンか⋯⋯」
「はい。あの迷宮の魔物にしては強過ぎます。何か異常が起きたと見るべきかと⋯⋯」
「そうだな⋯⋯。了解した。では、私の方で調査員を派遣して調べておこう。何かあった時は、君たちに対応してもらう事になる。その時は、よろしく頼む」
「分かりました」
「それはそうと、一体どうやってドラゴンを倒したのだ?さすがに迷宮内では君の大規模な魔法は使えないだろう?」
「それに関しては、全て仲間のおかげです」
「ほう?」
「私の魔法はファルシアとフェリシアのおかげで制御出来てますし、ドラゴンの息吹についても、アイビスがスキルで無効化してくれました。なので無事に倒す事が出来ました」
「⋯⋯はぁ。君たちは、私の予想以上にとんでもないパーティーのようだな。特にアイビス、君の持つスキルは桁外れに強い。ドラゴンの息吹を無効化出来る冒険者は、この街どころかこの国にもほとんどいないだろうな」
「え?!そんなに凄いんですか!⋯⋯これが?魔法、使えませんよ?」
「いやいや、魔法を無効化出来るだけでも規格外なのだよ。魔法が使えない冒険者だって多いのだ。そんなものは、欠点の内には入らないよ」
「ほぇ〜⋯⋯」
「私もたくさんの冒険者たちを見てきたのだがね、ドラゴンの息吹を真正面から無力化出来る者は君でやっと4人目だよ。しかも、他の冒険者たちは皆Aランクの魔法使いばかりだ。そう考えると、君のスキルがいかに凄いかよく分かるだろう?」
「は、はい⋯⋯。そう言われてみると⋯⋯」
「だから、もっと自信を持て。君はもっともっと強くなる。このギルドマスター・バレンが保証しよう」
「⋯⋯あ、ありがとうございます!」
アイビスはとても嬉しそうに返事をした。
「おっと、話が長くなってしまったな。話は以上だ。何かあったらまた連絡する」
「分かりました。⋯⋯失礼いたします」
私たちはそのまま退室した。
連載を続ける事の大変さを痛感しております。




