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第8話 謎の協力者と反乱因子

誰だ?みんな困惑な表情していた。だが、アーサーだけは、違かった。「見たことがあるかもしれないが、思い出せん。」


???「私の事は、今は、どうでもいいのです。」


「名前ぐらい教えてくれ。」


「今は、ダメです。しかし何をしようとしているか少しだけ教えましょう。私は、レオン・シャイニスト、君の協力者です。見方だと思ってください」


「なぜレオンの見方をするんだ?」


「それは、まだ話しません。来るべき時が来るまで何も言いません。()()が起こるまではね。」


「分かった。しかし何故今このタイミングで出てきた?」


「レオン君に知ってもらうためです。それに、武器が覚醒したのでしたらもう用済みです。」


「ほう、お前は、これから何をするんだ。ずっとレオンの所にいるのか?」


「いえ、緊急事態の時だけ姿を現します。そしてあなた達がやるべき事は、ゴブリンとの戦いが終わったら王蛇の国に行き交友関係を築くのです。人間と仲を深めればこの国ももっと良くなるはずです。」


「王蛇の国か、そろそろ行くべきだと思っていたことろだが何か狙いがあるのか?」


「何も言えません。そういったはずです。あえて言うとするならば狙いは、レオン君がこの大陸を統一する存在だと思っています。私は、そのために協力します。そして最後に忠告ですが、私の事は、詮索しないように。きっと後悔が待ってますよ。命が惜しければしない事ね」


「分かった。こっちはこっちなりにやる。それでいいだろ」


「ええ、それでいいです。このまま進めばね。」


そう言って僕の協力者と呼ばれる人がいきなり姿をその場でくらまして消えてしまった。


「まあ、戦いはもういいだろう。武器も覚醒したし。お前は、数十分前とは比べならにならないほど強くなった筈だ。それに分かってると思うがあれは、本気じゃ無いからな。そしてだ、レオンお前も少し手を抜いていたな。それなのに武器が覚醒するとは、恐ろしいやつだ。お前の裏には、あいつがついているしな」


「僕は、まだ状況を理解できません。会ったことも見たこともない人が僕の協力者なんてまだ信じられません。」


「兄上、レオン君、そろそろ議会の時間です。では行きましょう。」





~議会~

「此度の防衛戦争は、成功に終わった。それは、喜ばしいことだ。そして皆に提案があるのだが、そろそろゴブリンの本国ゴブード本土に攻めようと思うんだがどう思う?」


議員のセルが声を荒げて言った「それは、絶対になりません!攻めても返り討ちにされるだけです!」


「しかしなあ、そんな確証は、無いんだ。それに今は、アーサーもいる。苦戦するかも知れないが勝てることは、間違いない。」


「もっとこの国について考えてくださいよ!負ければそこで終わりなんですよ!全てが!」


「なぜそこまで必死なんだ?そこで負けてもラングルズ本土に攻めてきてもこっちが有利なのだぞ。地の利は、此方の方が圧倒的に有利なのだぞ。」


「国王は、分かっておられない。事の重大さに。もうついていけない。」




「国王。あんたをここで殺すことにする。」


「ふっ。それは、無駄だ。なぜならもう手が回ってるからだ。」


その瞬間周りにいたとされる手下がセルを取り押さえた。


「くっ。このままで終わると思うなよ。」


「前々から思ってたんだ。あんたは、二重スパイだろ。ラングルズへの忠誠が無さすぎる。しかもお前は、あの闇の世界のでっかい所にいるらしいからな。」


「何故そこまで分かっている!俺の手は、完璧の筈だ!」


「内の諜報員を侮ったな。お前以上に優秀な輩ばっかりだ。なあ、ヘル...君。」


「内の本部名まで調べ尽くしてるとは...。」


「闇の世界で1番でかいカンパニーだからな、俺が知らないはずない。それに昔関わったしな。」


「なに!?あんたがヘルに!?」


「そのおかげで内の国の反乱分子を見つけることに成功した訳だ。お前のことぐらいもう5年ぐらい前から目をつけている。」


「お前らがいつ何をするぐらい完璧に見張っている」


「流石だな国王。しかし、これで終わりと思うなよ」


「来いよ、若造が。」


それは、戦いに応じたと同じ意味だ。それがいつ行われるかは、この場の人は、誰も知らない。


「まあいいや。とりあえずこいつ以外に反対の人は、居ないんだな?」


「よしっ。それでは、ゴブード本土に攻める準備をしろ。明後日の朝、挙兵だ!」





~ゴブード~

それは、すぐ伝わっていたことだった。

「臨むところだ。必ず打ち破ってそのままラングルズまで行ってやる。」ゴブリンロードは、そんな余裕な表情を浮かべながら言った。

「なあお前ら!」

「ウェェェェェェェェェェェィイ!!!!!」

ゴブリン衛兵隊達が歓喜に沸いた。

「お前らあ!戦いの準備だ!急げぇぇぇぇ!」

ゴブリン達も準備が出来た。






そして決戦の朝。

へーニル・ヴァースは、祈願した。

この戦い絶対に勝って、神にお納めします。

「いざ、尋常に参る!」その言葉によるラングルズ軍がゴブードに向けて動き出した。

「敵は、ゴブードにあり!」

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