第6話 階級と神様
俺は、アーサー・ヴァースと戦うことになった。
このままやれば絶対に勝ち目は、ない。どうすれば良いのか悩んでいた。
「兄上は、本気で戦うのか?」
「弟よ、安心しろ。手加減は、する」
手加減と言われても生きた心地はしない。
「いきなり戦いもなんだ。話をしよう。
何か質問は、無いか?」
その言葉におれは、少し疑問だったことについて聞いた。「そういえばヘーニル・ヴァースさんは、最初に会ったとき名前の前に天人と付けましたよね。あれはなんなんですか?」
へーニルが答えた。「あれはな、この世界の階級だ。下から人、聖人、天人、王、魔王、神衛、神だ。
神
神衛
魔王
王
天人
聖人
人
「そして、階級の上がり方は、それに見合う実績と階級の高いものに認めてもらうかだ。兄上は、王以上の階級にいけるぐらいの強さは、持っているが今は、狙っていないから階級は、天人だ。」
「神って何柱ぐらいいるの?」
「神は、何百もいる。しかし姿を見せない。大事な時にしかご覧になれない。しかし、ずっとこの大陸に君臨して遊んだりしてる奴らもうじゃうじゃいる。神に認めてもらえれば階級も一気に上がる。階級が上がれば影響力も増し、力が増える。そして王以上の階級になれば、国を持つことが可能になる。そして、さっきの話に戻るが、神様の中でも階級があると言われている。それは、神のみぞ知る世界らしいが、憶測では、1番上には、この世界の創造主がいるらしい。
噂されているのは、
陸 グランディス・エルダ
海 アクィシュト・マリナ
空 ラウンゲル・ハイターン
心 ハーディス・ゼルダ
だ。」
いかにも恐ろしそうな名前だと確信した。
「この御方達に手を出したら、死ぬだけでは、済まない。何億年も生きた状態で苦しみが与えられる。特に心の神様にだけは、いけない。
この世界で地獄よりも恐ろしいと言われている。
何千年に1回、この世界には降臨するがその時は、世界の崩壊。」
「とりあえず話すことは、話した。もう戦おう。」
アーサー・ヴァースの先制攻撃により戦いの火蓋は、切られた。疾きこと風の如くまさにその言葉取りの速さの技だった。俺は、刀を使っているが相手は、二刀流。一回一回の刀の重みが伝わり刃がもたなく刀が折れそうだ。それ➕技の正確性。俺には、隙が見えなくこっちから仕掛けられない。
_____________________
一方その頃
「うぎゃああああああア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
ある少年の悲鳴が聞こえた。
「もう..助けてください...」
「まだだ。まだ助ける訳にはいかないねえ。」
「うわあああああああああ!」
ある実験体になっていた。
彼の運命はいかに
良ければ感想評価お願いします!