幸せ?
日常は楽しいですか?私は楽しいです(≧∇≦)b
歩いた。
学校へと歩いた。
いつもの訳わからない授業に、友達との談笑。
何気ない日常。
学校が終わり、家へと帰った。
ドアを開けて、
「ただいまー」
そういうと、洗濯物を畳んでいる母さんが、
「お帰りなさい」
いつも通りの会話。
変わらない日常。
無理に変わる必要なんてない。
だって、平和だから。
母さんとわかれて、自室へと戻り、宿題を終わらせた。
もう、夜か。1日は早いな。
ご飯の時間。食器を並べていると、仕事帰りの姉と父さんが帰ってきた。
「「ただいまー」」
そしたら、2人で
「「お帰りなさい」」
ご飯を食べた。
今日は、家族大好きなハヤシカレーだった。
みんな、上手い上手い、と頬張って食べ、いつも少食な姉もおかわりをした。
変わらない家族。
仲良く、幸せな家族。
これより幸せな1日があるのだろうか?
決してない。
ご飯を食べ終わり、家族が別々に行動した。
父は、お笑い番組を見るためソファーをじんどり、姉は、母と洗い物をしながらテレビを見る。僕は、ソファーをじんどっている父さんをどかしテレビを見た。
あれ?結局はみんな同じだ。
趣味も家族全員が合う。
どこに行くときも、みんな一緒。遠い場所でも、父さんの車でみんな行く。
こんな仲良い家族はうちだけだ。
お笑い番組を見終わったら、家族で誰が良かったか言い争った。
こういうときも、話し合う必要はないと思う。
だって結局は、みんな同じお笑い芸人を選ぶんだから。
一通り話し合ったあと、夜遅いとみんなですぐに寝る準備をした。
僕は、見ているときに歯磨きを終わらせていたので、すぐに布団につき眠った。
朝起きた。
変わらない日常。
学校へと歩いた。
いつものわからない授業。
友達との談笑。
また、家へと帰った。
「ただいまー」
と言った。
「お帰りなさい」
と言われた。
自室に戻り、勉強を終わらせた。
食器を並べていた。
姉と父が帰ってきた。
「「ただいまー」」
と言われた。
「お帰りなさい」」
て返した。
今日は、健康的な料理のオンパレードだ。
食べた。
みんな今日の事を話した。
だけど、いつもと同じ。
台本があるのでは?と思うほど同じ。
今日はみんな自室へとご飯が食べ終わったら行った。
とくにする事がないから寝た。
次の日、起きた。
朝飯食べた。
学校行った。
授業あった。
友達と話した。
家に帰った。
ただいま、と言った。
お帰りなさい、と言われた。
宿題終わらせた。
ご飯の支度した。
姉と父が帰ってきた。
ただいまー、と言われた。
お帰りなさい、と返した。
食べ終わった。
部屋戻った。
寝た。
日記を書いて一週間目。
読んでみた。
1日以降、以下略だった。
起きた。
後は以下略。
ねぇ、楽しい?
寝ていると、頭に変な声が響いてきた。
変えようよ。このつまらない日常を
なんなんだ?この耳障りな声は。
君をずっーーと見てきた。何もないね。モブキャラでもまだましな1日を過ごすよ。
うるさい
本当にこんなんでいいの?
黙ってくれ
この世界に魅力はある?
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい
君は、本当につまらない。生きていても、死んでいても君に価値はないようだ。
何を言ってるんだ?こいつは
君に最後の選択肢。
よーく考えてね
選択肢?
変わる、変わらない
空中に文字が浮き出てきた。
「なんだ?これ」
選ぶ方をタッチしてね。
しんそこ、うざかった。
だが、決まっていた。
変わりたいに決まっている。
変わる、を選んだ。
すると、妙なやつが
「よくえらびましたー。君が、選んだのは変わるだよね」
なんか、変な確認をしてきた。
「当たり前だ。俺は変わる」
そういうと変なやつは
「はい、分かりました。じゃあ…………」
「死ね」
「人生楽しめないやつが、生命のかけらを持つ価値はないよー。新しく生まれ変わりな~………………どうせ無理だろうけど」
「じゃあ、次の候補を探しにでも行こうかなー」
人生は一度きり、楽しんだもん勝ちなんです。
楽しみましょうよ。
かけらをとられないためにも…………さ
意味が分かったでしょうか?分かる人はいないでしょう。私も読んでわからないから。これは、ホラーですか(・ω・)