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ある日、美形な男の人三人と女の子がいました。

少女が口を開いた。


「うーん。私は今お茶よりも炭酸が飲みたい気分なんだが」                                                                


そういう問題じゃないと思う。

                                                                             


「そうなのですか、すみません私は博識ではないので、お嬢さんのタンサン?というのが分かりません。なので可愛らしいお嬢さん、そのタンサンというのは何か教えてくれますか?」

                 

キラーんと効果音が聞こえてきそうな笑顔。そして、バックはバラが華やかに舞っている・・・・

幻覚が見える。  

                                              


「あの、素晴らしき炭酸を知らない奴がいるとは・・変人だな・・まぁ、いい教えてやろう」                     


ものすごく、上から目線。



「お嬢さんてば、そんな冷たい事言って照れているんでしょう」



会話している二人に、ついていけない。根本的になんか合っていない。会話が。



「うざい。教える気も失せた。ところでお前、名前は」



 少女がやっとまともな会話の話題を出したそのとき、 



「おい、そこの二人もう姫様のところへ連れて行く時間だ」



 男が言った。                                          


「まったく、ティラはまったく姫様第一なんだから」



先程の男はティラというらしい。



「ほら、フラスもいくぞ」



 そしてまたもう一人の男は言った。



「はいはい。ちなみにお嬢さんのお名前は」


 私が先に名乗れと言ったのに、と少女 斉藤鈴は思った。



「斉藤鈴」




「サアイィトゥ=スズ、ではこの僕はフラス=ランだよ。サアイィトゥって言う名前なんだね。なんかすごい名前だね」 



 鈴は、苗字で呼ばれている事に気づいた。苗字というより発音が・・



「スズのほうが名前だ」


鈴は哀れみの視線を送ってやると同時にめんんどくさそうに告げた。

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