国民的ゲー●でいじめられるって・・・・
一方、怪しい者が・・・・
「さすが、我が主。見事に調教しました。けれど、貴女は私の物ですよ。ふふふふふふ」
マリカが壊れた。もう、誰だよこいつ
鈴が・・・・
「おーい、マリカぁまりかまりかまりかまりかぁ」
何回も繰り返し言うなや、やかましい。っていうかもうなんかマリカーに聞こえてくる。
「ふふふふふふふ」
鈴はこの状態のマリカを見てこれは、何かの辛い事を思い出してしまったんだなぁと、察した。
ほら、小さい頃に国民的ゲームの名前みたいでいじめられたとか・・・・
違うでしょ、なんか一方的に壊れてるだけだよ。国民的ゲー●で苛められるとか・・そもそもこの世界にマリ●ーあるの?
「ふふふふふふふふふふ」
まだ壊れてるし・・・・鈴が
「演技勝負なのね。分かったわ」
分かんないから、なんかの電波受信しただけだよ。きっと
そして、鈴がマリカの頬に手を滑らせる。
マリカがびくっとして、笑いを止め、無表情の顔を鈴に向ける。
マリカのアイスブルーの瞳が鈴をじっと見返す。
「マリカ。私ね・・・・・・・」
小声でマリカに優しく囁く。
そして、おもむろに顔近づけていく・・
置いてけぼりの兵士達は(空気)、今見せられている光景・・そこの角度から見るとアレ(kissね)をやっているようにしか見えない。
兵士が叫ぶ。
「姐さんんんんんんんんんん」
呼びかけても、鈴は止まらない。とーまらないー
そして、マリカとの距離約1cm・・・・・
マリカは、直前ではっと我に返った。
そして、目の前の鈴に今度こそ本当に思考が停止した。
ブーーーー
倒れた。勿論マリカが・・・・・鼻血を出しながら・・・・
鈴は、倒れたマリカを見て
「私の勝ちね」
と言いながらフッと微笑んだ。それは、もう清清しい微笑みであること100%間違えなし。
兵士達は
「で、殿下ぁぁぁぁぁあああああああ」
と駆け寄り治療室に連れて行かれた。