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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

その他

Miss 意中

作者: ソーダ茶
掲載日:2026/02/28


【注意】


*「4」や「身体の一部が上手く機能しない」などの描写を含みます


*明るくない、すごく、とっても


*改行、記号「」句読点使い等自由形


*上記事項が【「わかったよ」+「平気だよ」】

という方【《のみ》】、どうぞ


*『なんでも来いよ』、『寛容だよ』という方にしか向かない作品になっているかもしれません


*読めそうであれば、

よければ読んであげてください


*無理そうだなと思った方(←閲覧中を含む)は

即刻ページから離れて健やかにお過ごしください



 


 君が傍にない私は


 いったい誰のつもりなんだろう




 私を(しん)に知る者など、ここにない





「このままがいいの」


「このままだけしか、信じられないの」


「だからね、ここにはもう、いたくないの」



「あのね、大きくなったらとか、

 今よりずっと歳をとったらなんて」



「なにひとつ考えたくないの、私」







「今も、遠ざかった過去もね。

 そのことは変わらなかったの」


「私、変われないの」


「変われないから、ここにはいられないの」



「どこ探したって在るのは全部違うあなたなの」


「私のあなたって、私だけのあなたって」


「私の頭のなかにしかいてくれないの」


「だからね、私の意識が

 正常に稼働しなくなっちゃったらね、」


「私、あなたのことも知らないような無価値な命になっちゃうの」



「そしたらね、死ぬよりずっと

 嫌だなって思ったの。…気づいちゃったの」



「私、今より壊れちゃったら

 死ぬことも()()()実行できないのが、恐いの」



「何より恐ろしくてたまらないの」









「時間が経って変わってしまうようなものなんか、何一つ。信用に足らないの」



「私の命も、そうなの。

 それが嫌でしかたないの」



「だって、

 自分が正常に操作できなくなったらね?」




「あなたを考えられないことも判らなくなって、

 元からあなたを知らない私みたいになって。



 あなたが私の大事な人で、

 私の生きる意味だって解らなくなって。



 だから、あなたを探すこともなくなって。



 私に大事な人がいることも、

 生きる意味を持ってたことも知らない私に

 なってね。



 それで無価値な命になって、

 無意味な時間で自然に終わるのを待つだけに

 なってさ。



 そしたら私、



 もう、そのときには

 自分で『私』ひとり終わらせてあげる術も

 持てなくなっちゃうんだって、


 気づいたの。」






「あなたを隣にどころか、

 私のおもう『あなた』にすら

 辿り着けなくなるんだって。」



「痛いよりもね、

 無感覚になる方が恐いなって。」



「死ぬよりね、

 生きてる意識が続くまま

 この命の『どこか』が

 絶えて戻らない方が。

 恐いなって、思ったの。」






 脳のどこかの作動が切れてしまったら?



 視界が消えたら?



 手足が自由に動けなくなったら?











 そしたらさ、



 きっとね?







 私は自分ひとりのことも


『私』ひとりの命だけで、




 生きる身体を思うままに操作して



 満足に終わらせてあげられなくなるじゃない











 納得できる「終わり」を


 つくれなくなるかもしれないじゃない








 あなたと一緒にむかえる「終わり」も

 つくれなくて






 そしたら


 お別れだけしかできないのに、




 そのことをお別れだとも


 気づけなくなるかもしれないって







 命って、恐ろしいね










 命って、とんでもないね











 命って、













 私には重い











 でもね、もうね




 君をつくってしまった







 だからね、







 私、このまま以外なんて






 受け入れられないの











 自我の終わりも、身体の終わりも








 ✕✕でなきゃ『私』を終えられない










 自分が『私』を見送れないなんて


 あってはならないの







タイトルは多重の意味を込めてつけました


______________________


閲覧ありがとうございます


楽しんでいただけたなら幸いです


それでは


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