被害者にもなれない
皆さんに質問です。ある人が詐欺に引っ掛かりました。お金を騙し取られました。さあ、この騙された人は被害者でしょうか?
なにも、哲学的な答えを求めてるんじゃないんですよ。現実的問題としてです。お金を騙し取られて友人家族に迷惑かけたから加害者とか、そういう思考は止めて下さいね。そんなこと言ってるんじゃないんですから。
詐欺師とその人との関係性において、どっちが被害者かと言う問題です。ここで、詐欺師に簡単にお金が手にはいると思わせたその人が加害者だろうなんて、ウルトラ理論を出す人は、そっと立ち去って下さい。私、絶対に引き止めませんからね。
まあ、答えは被害者一択なんですが、驚いたのは警察官の方から、事件として立件出来ないものについては被害届けも出せないと言われたことです。
現実に通帳からお金が流れていった事実はあるのに、その先が追えないものは、事件としてすら成立しない。驚愕の事実でした。
私、被害者じゃあないのね。
そのくらい、暗号通貨がからむと捜査が難しくなるし、日本で解決は無理ってことなんだなと、後れ馳せながら一つ賢くなりました。もうね、ネット上にあふれる回収可能の広告を片っ端から通報してやろうかと思ったりもしたんですが、私、今そんな暇なことに時間を使えないので、これ読んで「なら私がやろう」と思われた方がいたらお任せします。
まあ、シンプルに
「暗号通貨に関する詐欺については、警察は助けてあげられないからね。解決する気持ちはあるけど無理だから。絶対に手を出すな。100%泣き寝入りだよ」
というメッセージを明確に出して欲しいのです。色んな所にわかりやすく。
STOPだけじゃなくてね(し、つ、こ、い)