お金に綺麗も汚いもないのです
ものとしての綺麗、汚いはもちろんあるんでしょうけどね。結構汚れてるみたいですからね。紙幣も硬貨も。
よく、汚いお金とかいう表現があるけど、お金自体に綺麗とか汚いとかはないですよね。人が手に入れる手段として詐欺とか強盗とか脱税だとか汚い手段を使うだけで、お金自体はただのツールです。
真面目な労働の対価としてもらったお金だって、人を騙したり傷つけたりして得たお金だって、使用する時は同じように使えますもんね。
「これは詐欺で得た汚いお金なので、うちの商品は買えません」とか「汚職で得たお金なので、お金の価値を半分にさせてもらいますね」とかそんなシステムないですし。あったら面白いですけどね。お金を使う時それを得た手段を判別する方法は残念ながらないので、犯罪行為で得たお金だって、大手をふって使えます。
お金自体に、綺麗や汚いが無い証拠みたいなものですよね。
綺麗なのも汚いのもそれを得た人間の側であって、お金では無いのです。だから、お金を得ることに意味もなく罪悪感を感じる必要は無いと思います。人よりお金を持っていることを羨まれても。正当な方法で得たのなら。
ただ、後ろ暗い方法でお金を得た人には、汚い方法で得たという自分だけは知っている事実が心の中にありますよね。そして、お金を使う時も知らず知らずその汚さはつきまとうと思うんです。お金自体ではなく、汚い手段でお金を得たその人に。
そんなことはないと言う犯罪者もいるでしょうが、お金を得た手段をおおっぴらに人に言えない時点で、汚さはその人に無意識のうちに染み付いているんだと思います。
だから、せいぜい自分の欲望を満たすくらいにしか使えないんだろうなって。そして、すぐに使い果たしてしまうんだろうなって思います。
お金自体はツールです。経済を回すためのただのツールのひとつの形だと、詐欺にあってから私は思うようになりました。
そしてそれをどう入手するか、どう使うかは人間しだい。そこで初めて、綺麗や汚いが発生するんじゃないかな。
お金は魔物なんかじゃないから、恐れる必要はないんたけど、そのお金を手に入れる為なら魔物になれる人はたくさんいるから、なかなかお金とのお付き合いは難しく大変ですね。
自分の中にある欲望もありますからね。これが一番やっかいな魔物かもね。




