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人は人の不幸にそれほど興味はない

人の不幸は蜜の味とか言うけど、多分人は人の不幸に自体には、それほど興味はないんじゃないかな。一過性の関心はもったとしてもね。


誰かに騙された。災害にあった。事故にあった。

そのことを嘆く人達を見て、色々な気持ちを抱くとは思う。気の毒に思ったり、いい気味だと思う人もいるかもね。人の不幸、大好きな人いるでしょう?自分以外の人の不幸を娯楽みたいに思う人。ただそんな人だって、嘆く人達をいつまでも眺めてたりしない。

新しく不幸にあった人がいたら、すぐにそちらに関心を移す。いつまでも、同じ不幸を見つめ続けることはない。もちろん、関係者は別ですよ。その人達の周りにいる、その人達の力になりたいと願って見つめている人は別でしょう。でもそんな人だって、不幸にあった人達がいつまでも嘆き悲しんで動こうとしないなら、やがて離れていくかもしれないですよね。不幸なんて、本来見てて楽しいものでもなんでもないから。


人が本当に見たいのは、その不幸からどうやって脱却していくのかの方なんでしょうね。奇跡の復活の過程で語られる不幸になら興味をもつでしょう。ざまぁが好きな人だって、ざまぁがあるから主人公の受けた不幸に関心をもつ。もし、ざまぁも何もなく、主人公が不幸なまま延々と不幸を嘆き続けて終わる長い長い物語があったとして、だれが読みますかね?斬新だとは思うけど、読まないでしょう?最後まではね。


不幸に遭うのは、ある意味簡単です。タイミング悪く悪人と遭遇したり、事故にまきこまれたり。誰にでも易々とおこる可能性がある。ただ、立ち上がるのにはすごくエネルギーがいる。だから、見たいんでしょう。復活劇を。その難しいことをどうやってやり遂げたのかを、そして、その時自分も同じように立ち上がることが出来るかを知りたくて。


復活の仕方は人それぞれでしょうが、人が不幸にただ打ちのめされて終わらないことこそを、見たいんじゃないかな。

そんなことはないんだ、不幸が見たいんだと言う人がいたら大丈夫です。そんなあなたは十分不幸ですから。ご自身の不幸を堪能して下さい。心ゆくまで、いくらでも。






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