想像力の翼2
「えーと、お願いしたい商品の、相手先の入荷予定も確認しないで、電話してきたって事かな?」
出来るだけ、冷静に言ったつもりです。でも、セールスは何だかいつもと違う私に慌てたのか
「調べてかけなおします」と言いました。
「ごめん、何度も電話されても忙しいと出られないから、この電話で済ませますね」私は答えて明日の入荷リストをすぐ確認しました。やっぱり入荷予定になってます。記憶違いではなかったので、
「あ、確認できました。入ってますので結構です。次回からは確認してから電話下さいね。失礼します」と言ってさっさと電話を切りました。3分も話してなかったかと思います。
いつもの私なら入荷予定の数を見て、ギリギリ売れそうな数の予想をたて、追加の受注を受けたでしょう。だけど、あまりに杜撰で、頼む相手への敬意もなにも感じられない、ただの作業みたいな仕事をするセールスにそこまでする必要ないよね、と今回は判断しました。
だって、本当にそこまでする必要ありますか?月末は相手も仕事が忙しいと想像して、下調べしてお願いする数も自分なりに予測をたてて、スムーズに話が出来るよう準備してから電話してきたならともかく。
「こんな電話してきたら、月末忙しい相手がどう思うか想像出来ないのかなあ」とため息ついてから思いました。「想像力無さすぎ」
でも、それ、特大ブーメランでしたよ。そうです。想像力が無いのは私もだよね
と思ったのです。
ごめんなさい。あと一回分続きます。




