それは悲劇か喜劇か
詐欺にあって、何だか悲劇の人のような気持ちでいたのです。実際に大金を失くしてるから私にとっては悲劇的な出来事だったのですけどね。
でも私の悲劇も、他人からは馬鹿なことでお金を失くした喜劇のような出来事に見えるのかも。
事象は変わらなくても、見る方向の違いでで悲劇にも喜劇にもなりますよね。悲劇と喜劇はいつだって背中合わせで。
失恋だって当人にとっては世界が終わるくらいの悲しい出来事かもしれないけど。そんな事で泣いて悲しむなんて馬鹿馬鹿しいなと思う人だっているだろうし。
ロミオとジュリエットだって、見方によっては喜劇に変わる。お互いを唯一無二と思いこんで、周りを巻き込んで暴走して、最後には勘違いから命を落とすなんて。
ずいぶん前に見たディカプリオが主演の映画、現代版ロミオとジュリエットのラストシーン。ジュリエットが死んでしまったと思って毒を煽った後にちょうど目覚めたジュリエットを目にして「あ、やっちゃった」とでも言いそうな表情をしたディカプリオに、ふっと笑いそうになったことを覚えている。
若くて愚かしくて、だからこそ二人を愛おしく思って協力した大人達を置き去りにしていく
そんな喜劇
悲しい喜劇




