表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/31

異世界じゃんけん 3


カジノの前に着く。

異世界じゃんけんで負けたハゲの男は気絶したまま地下労働施設へと送られた。


「あのおっさんなんで異世界じゃんけんにしたんだ?

他の勝負なら勝ち目あったかもしれないのに」

「ああ、それは私が炎の魔法を打ったやつからじゃないかな?」

「えっ?」


「リュウに言われたの次挑発されたら炎の魔法を打ってくれって」

「な、あれって命令だったのか!」

「そうよ、それでそれを見た子供達は異世界じゃんけんを始めてリンゴの取り合いを解決した。

それをはげた男は見ていい勝負だって思ったんじゃない?」

「噓だろ。そんな偶然みたいな」

「偶然とも言えないわ。人はいつの間にか見たものに影響を受けるっていうプライミング効果ってのがあるのよ、リュウから教えてもらったけど」

「心理学か。異世界になってもあんま人って変わらないんだな」

「そうね」


「でもリュウさん。どうして一試合目で勝たなかったんですか?」

「それは、どういう意味ですか?」

「いや、炎を最初に出すのがあのゲームの最善手じゃないですか。

なのに光を出したのが気になって」

炎を最初に出す。これは異世界じゃんけんの最善手だ。

炎は最弱に思えるがそうではない。相手に手を使わせるという最強の一手である。

この一手をすることで相手の残り手を減らして自分が何を出せば有利か考えやすくなる。

「ああ、あれは私の読みがあっているかの確認です。負けたとしても力で抑える気でしたし。

自分がどれくらい相手の行動を読めるか試していたんですよ」

「な、なんでそんなことを?」

「ずっと勝ち続けるためです。勝つためには人の心理を確実に読むことが必要になる。

それがギャンブルですから。これ、学んで置いてください」

「はあ」


「ではそろそろ中に入りましょうか」

「そうね」



カジノに入る。今日のところはここで寝泊まりさせてくれることになった。

このカジノはとても大きく寮まで完備しているようだ。

「ミナトくんのことお願いしますね、フリル」

「はあ、がちでこいつここで働くの?嫌になりそう」

「そんなこと言わないでください、あなたは負けてるんですから」

「そうだそうだ」

「ミナト、部屋にリュウさんはいないからね」

「ぐっ」

魔法を使われたら負ける!

「まあ、そういわず仲良くしてくださいよ~、フリルさん~」

「うわっ、媚売るなきもいから」

「楽しくなりそうですね。これから」

そう言って僕の転移初日は終わった。

読んでいただきありがとうございます。

キャラ紹介のパートやゲームの解説パートをあげるか悩んでいるのですが、感想欄で意見をもらえると嬉しいです。評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ