異世界に集団転移したんだけど周りに森しかありません 2
サイド 福谷 亮太
童貞を捨ててから一週間が過ぎようとしていた。あれから色々な事があった。転移者だけの交流掲示板があるのだが、政府からドロップアイテムや異世界の石や土を持って来てくれと依頼があったらしい。
報酬も出たらしいのだが、そこまで数は必要ないらしいのですぐに締め切ってしまった。だが、日本政府以外にも外国や企業から『欲しい』という声があったので、自分はそちらに持ち込んだ。
臨時収入としては中々のものだったので、つい奮発してベッドを購入し異世界の拠点に持って来てしまった。これでもしクリスちゃんが来ても大丈夫だ。シャワー用の水も欠かさず置くようにしている。小腹が空いた時用の食料もある。
中にはここの拠点で暮らしている人もいるようだが、自分は職場に報告している住所が住んでいるアパートなので、定期的にそちらにいなければならない。というか、こっちまで電波が届かないので職場からの連絡とかも気にしないといけないし、アニメやスマホゲーも向こうでないと出来ない。
また、他にも掲示板に書いてあった事なのだが、近くの村への行き方をこの前の傭兵団から聞いた人がいたらしい。
その人を中心に一番近いという開拓村に向かうパーティーを募集しているらしいから、自分も立候補した。だって異世界の村とか興味あるし。
結果、明日土曜日に村に向かって出発となった。装備は一応乾パンや懐中電灯を持っていくが、ぶっちゃけ何時でも日本に帰れるから皆軽装だ。
そんなこんなで当日。開拓村目指して五十人ほどの集団が出発した。パーティーというかレイド戦みたいな事になった。これでも予想よりは少なかったが。
開拓村に向かう転移者は全員レベル30以上だ。身体能力が常人とはわけが違う。それでも森の中を進むのは苦労した。
「げぇ、蛇だ」
「うわ、蜘蛛の巣!?」
「俺虫とかダメなんだよ……」
自分は蜘蛛の巣とか慣れているので、その辺の枝で対処しているが、あっちこっちからそんな声が聞こえる。幸い虫よけスプレーが効いているのか、単純に表皮が頑丈になっているのか、今のところ虫刺されはない。
道中出てくるクマみたいなモンスターや、でかいトカゲみたいなのはそれぞれ殴り飛ばすなり魔法で吹き飛ばすなりして対処している。落ちた素材はかさばるから、貯まったら日本の部屋に置いている。……そろそろ足の踏み場がなくなるかもしれないが。
そんなこんなで転移者たちの身体能力で一週間ほどかけて、遂に開拓村へと到着したのだ。
開拓村は高さ二メートルほどの木でできた柵で囲われており、家々は木と土で出来ている。畑も見受けられるが、そこまで広くない。村の中央の方にあるのは教会だろうか。
「お、あれか」
「おー……思ったよりぼろくね?」
「中世の頃なんてあんなもんだろ」
口々に感想を言いながら村に近づいていくと、入口らしき場所を見つけたのでそこに向かう。門番らしき少女が二人粗末な槍を持って立っていた。こういうのって男がするもんじゃないのか?
「なんだお前たちは!?」
「怪しいな。男がこんな大人数で」
二人とも警戒心をあらわにして槍を構えている。顔が似ているが、姉妹だろうか。どちらも可愛い。それに胸もでかい。やはり異世界は容姿のレベルが高いな。
「俺たちは怪しい者じゃない。ここから一週間ぐらい歩いたところにある村の者だ。村長に会いたいんだけど、通してもらえないか?」
代表していつぞやの剣士が門番に語り掛ける。二人は顔を見合わせた後、片方が村へと入っていく。だがすぐに戻ってきた。というか、いつの間にか入口のあたりに人が集まっている。
少女が連れている初老の女性が村長なのだろうか。白髪をおかっぱに切りそろえて、他の村人よりいい服を着ている。
「私が村長のキャサリンです。いったいなんのようでしょうか」
「キャサリンさん。俺は剣崎という者です。ここには物々交換が出来ないか相談に来ました」
そう今回の開拓村への遠征は、本来異世界の種子を持ち帰る事。あと、出来れば異世界特有の金属も欲しい。そう政府や企業から依頼があったのだ。結構高額で。
種子の持ち込みはセーフとわかっているので、大丈夫だ。ただし、国からくれぐれもその辺に植えるなと念を押されている。下手に植えて管理が出来なくなったら、生態系が危険なぐらい自分達でもわかる。
「……申し訳ありませんが、出来ません」
「何故でしょうか。モンスターからとれた素材など持ってきたのですが」
「残念ながら、この村にはお出し出来る物がありません。お帰り下さい」
「ちょっと待ってくれ母さん」
頭を下げてくる村長に待ったをかけたのは、三十代ほどの背の高い女性だった。すげえ、今まで見た中で一番胸がでかい。歩くたびにゆっさゆっさ揺れている。転移者たちの視線が女性に集中する。
「なんだテレサ。今私が話しているんだぞ」
村長が女性、テレサを睨む。どうやら親子らしい。
「まあ、あたしに任せてくれよ」
テレサとその取り巻き達が前に出てくる。それはそうと、この開拓村女の人ばっかりじゃね?というか美人が多いな。薄着だから体のラインがよくわかる。エッチだ。
「あんたら、何が欲しくてここまで来たんだい」
「主に種ですね。あとは珍しい金属もあったら欲しいです」
「ふーん、種ねぇ……あいにく珍しい金属なんてないが、種なら融通できる」
「本当ですか!?」
「ああ、だが、そっちは何が出せるんだい?モンスターの素材って言ってたが、どういうのがあるのさ」
「こちらです」
そう言って剣士が背負っていたリュックからトレントの木片や巨大蜥蜴の鱗を出す。すると、テレサが目をむいて驚いた。
「おい、本当にそれはモンスターから落ちたのか……?」
「え、はいそうですけど」
「ちょ、ちょっと待て。おい、鍛冶屋のばあさん呼んで来い!」
テレサが呼びかけると、すぐに取り巻の一人が走っていった。それから五分ほどで、一人の老婆を連れてきた。鍛冶屋まで女性。いったいどういう事なんだ?
「これは……間違いない。トレントの木片とドラゴニュートの鱗だ」
「マジかよ……」
「それに、こ奴らの装備……」
鍛冶屋のお婆さんがこちらに近寄ってきてジロジロと装備を眺めていく。たまに触られたりしたが、転移者たちは困惑しながらもされるがままだった。
「やはり。ブラッディベアーやトレントの木片を使った装備だ。しかも腕のいい鍛冶師がいるな……」
あの熊ってブラッディベアーっていうのか……。
「ぶ、ブラッディベアー!?それって」
「ああ、一匹で村の一つや二つ簡単に滅ぼせる。強力なモンスターじゃ」
たしかに最初は苦戦したものだ。だが、せいぜいレベル15ぐらいだったはず。そんな強力なモンスターかと言われると、首を傾げる。他の転移者も似たようなリアクションだ。
「あんたら、いったい何者だ……?」
テレサが警戒した様子で見てくるので、剣士が慌てる。せっかく物々交換してもいい流れだったのに、突然おじゃんにされては困る。
「我々はただの一般人ですよ。たしかにその……ブラッディベアー?も倒せますが、それ以外これといって特には……」
一応事前の話し合いで自分達が異世界人と言うのは権力者に言うのであって、会う人全員に言って混乱を広げるのは避ける事にしている。だが、ちょっと苦しい言い訳だったようだ。
「……いいだろう、信じてやるよ。だけど、これだけありゃあ……」
テレサがドロップアイテムを見た後、満面の笑みを浮かべる。
「まあ、あんたらも疲れているだろ?いったん村でゆっくりしていってくれよ!」
「テレサ、何を」
村長にテレサの取り巻が小声で何かを言ったかと思うと、しばし考えた後、村長も頷いた。
「そうだな、このまま帰すのもしのびない。せめて少しぐらいはもてなそう」
「い、いえ、そこまでしていただくわけには」
「まあ、まあ」
「よろしくお願いします」
テレサが強引に剣士の肩をだくと、彼は途端に笑顔で頷いた。羨ましい。思いっきり彼女の爆乳が腕に当たっている。
「ささ、こっちに」
テレサの取り巻や他の若い村人に導かれて村に入る。自分にはあの門番をしていた姉妹がついてくれた。両手に花だ。素晴らしい。サイドテールにした栗色の髪からいい匂いがしてくる。
村に入るとすぐに広場で焚火がされ、それを中心に村人たちが思い思いに料理を持って来てくれた。やはり女性しかいない。疑問に思い、門番の姉妹に尋ねる。
「えっと、この村には女性しかいないのかな?」
「ああ、男は皆都会に行っちまうからね。女しか残らないのさ」
「そうそ、行ったきり帰ってこないしね」
都会に……出稼ぎか?そしてそのまま都会に住んでしまうと。だとしたら納得だ。金が貯まれば故郷の田舎に戻るより、家族を都会に呼び寄せる者も出てくるだろう。そうでなくとも都会の暮らしに慣れてしまったり、もしくは都会で落ちぶれて帰る事も出来なくなったりと、帰らない理由はいくらでもうかぶ。
それに中世レベルの技術力だと、女性が旅は難しいだろう。自然と都会に行けない女性だけが村に残ったのか。
「ささ、お兄さんも飲んで飲んで」
「この鎧も脱いじゃいなよ。熱いでしょ」
「え、え」
酒を勧められ鎧を脱がされえていく。あまりに露骨だ。もしかして村全体が物取りで、酔わせたところを襲ってくるのではないだろうか。
「やあ、熱い熱い。鎧なんて着てたら倒れちゃうよ」
「そうそう。あたしらが脱がせてあげようか?」
「よろしくお願いします」
「え、あ、うん」
だからどうした。こちらは不死身のチートもちだ。しかもデスル●ラも使える。今つけている装備も予備が拠点と家にそれぞれあるのだし、失ってもそこまで痛手ではない。
むしろ、この女性たちが男日照りでワンチャンあるかもしれないのだ。それを逃すわけにはいかない。ほら、女神様も『特に夜はげめ』って言ってたし。これは聖騎士として正しい。決して姉妹が服をパタパタさせた時に揺れる乳に目が奪われたわけではない。
「じゃ、じゃあ失礼して」
「わ、胸板厚……」
姉妹が鎧を脱がしてくれるのだが、視線は装備よりこちらの体に行っているし、脱がすふりして体に手の甲とか触れさせている気がする。これは間違いない。誘っている。
向こうの方で剣士が、種が入っているらしい袋と素材を交換している。真面目だなあの人。いや、よく見たら視線が胸に固定されている。自分とそう変わらなかったわ。
「酔ってきたんじゃない、お兄さん」
「え、ああ、うん」
実は全然酔っていない。というのも、聖騎士はデフォルトで状態異常耐性を持っている。それが機能しているのだ。ぶどうジュースみたいで酒が苦手な自分も飲みやすいが、酔う事は出来ない。
「そのわりには顔が赤くないような」
「いやいや、顔に出ずらいタイプだから」
だが酔っているふりはする。こういう飲み会的な場所で酔わないのは逆に失礼な時がある。決して『酔ったふりしてセクハラしてもいいかな』とか考えていない。
「君たちこそ飲んで飲んで」
「えっと、ほら、こういう時はお客人を優先しないと」
「そうそう。お兄さんこそ飲んで」
ちっ、姉妹を酔わせてちょっとエッチないたずらしてもバレないようにしたかったが、流石にガードが堅い。もしや、誘っているのは勘違いだった……?
そうして時間が過ぎていくと、耐性スキルをもっていない転移者たちがべろべろになり始める。この酒、もしかして意外と度数高いのか?匂いからしてそこまでではないと思っていたが。
「やば……どうす……」
「薬……増やす……」
姉妹が何か言っているが、それよりもどうしたものか。村人に酔っ払いが迷惑をかける前に、日本に連れて帰った方がいいかもしれない。せっかくのスケベチャンスもここまでか。
向こうの方で剣士も立ち上がっている。
「酔い過ぎている者もいますし、ここでお暇を」
「まあ待ちなよ。酔っている状態で森は危険だ。泊っていきなよ」
それをテレサと取り巻が止める。見れば、酔いが回った転移者たちを村人が肩を貸してそれぞれの家に向かっている。
「し、しかし」
「まあまあ、村人が介抱するからさ。あんたも、大人しくついてきなよ」
装備と遮るように囲まれている気がする。これは、やはり罠か?自分も立ち上がり装備の方に向かおうとすると、姉妹が抱き着いてきた。胸が押し当てられる。二人ともでかい。顔が緩みそうになる。
「抵抗しなければ痛い事はしないからさ」
「あたしらといい事しようぜぇ」
股間をズボンの上から撫でられる。こんな事を美少女姉妹にされてしまったら断れないじゃないか。
まだ罠と決まったわけじゃない。盗賊だったとしても、熊のモンスターを倒した事に驚く程度の実力。素手でも制圧できる。ここは流れに身を任せよう。
「へへ、お兄さん背ぇ高いね。どのぐらい?」
「百八十五だけど」
「わあ、おっきい。エッチな体してるねぇ」
いや、エッチな体なのは君たちだと思う。さっきから押し付けられている胸とかめっちゃ興奮する。鼻息が荒くなっているのが自分でもわかる。
「そういえば君たち顔そっくりだね」
「そりゃあ双子だからね。あたしはエリナっていうんだ」
「そんであたしがエリザ」
「エリナちゃんとエリザちゃんか」
二人に腕を抱かれたまま家に連れてかれると、中に入るなり突き飛ばされた。やはり罠だったか?残念だ。
そう思って振り返ると、二人とも服を脱ぎ始めていた。まろびでた巨乳がプルンと揺れる。でかい。形もいい。双子の姉妹でもエリナはロケット型。エリザはおわん型なのか。
「へへ、あんたもその気になってんだろ……?」
「あの酒には媚薬も入っていたからさぁ……」
マジか。この子ら最初っからエッチな事する気まんまんだったとは。これは嬉しい誤算だ。
「痛い事されたくなかったら服を脱ぎな」
「それとも無理やり脱がせてやろうか」
「わかった。ちょっと待って」
すぐに自分も服を脱いでいく。この子ら滅茶苦茶エッチだぞ。これはテンション上がる。
服を脱ぐと、こちらの胸に二人して跳び込んできた。生乳が押し当てられるし、すらりとした美脚も絡めてくる。もうこっちも我慢できない。
明日も休みだ。たっぷり楽しませてもらおう。
* * *
一夜明け、昼頃になって広場に転移者達が村の広場に集まる。
「昨日はまじで高ぶったわぁ」
「俺緊迫プレイって初めてされた」
「俺も俺も」
「え、お前も?俺もだわ」
どうやらこの村の女性は男日照りなせいかちょっと特殊な性癖になってしまったらしい。まあ、何にせよ昨日は全員お楽しみだったようだ。
それにしても、まさか二回目にして姉妹丼、それも双子の巨乳美少女とベッドインできるとは。素晴らしいな異世界。
そんな感じで昨日の感想をお互いに言い合っていると、村長がやってきた。何故か物凄い神妙な顔をしている。
「……謝って済む問題ではありますまい。ですが……!」
突然村長がその場に土下座した。あ、この世界にも土下座って文化あるんだ。……じゃねえよ。どういう状況だ?
「え、キャサリンさん!?どうなさったんですか!?」
大慌てで村長を立たせようとする剣士。だが、なんと村長はナイフを取り出したかと思ったら、それを自分の喉につきつけたのだ。
「この老いぼれの命一つで、どうかこの村を見逃してくだされ……!」
「とめろぉ!」
「おばあさん落ち着いて!」
「誰か家族の人呼んで来い!」
これには転移者全員が慌てた。自分達と違ってこのお婆さんは死んだらそのまま死ぬのだ。死者蘇生系のスキルはまだ誰も手に入れていない。
「剣崎さんあんた何したんだよ!?」
「何も……いや、待って娘さんとその取り巻と四人で……」
「え、原因それ!?」
「それだとむしろあんたが刺される側だろ!?」
なんやかんやあって、娘さんも連れてきて村長の自殺は止めることが出来た。
「とにかく、何を謝りたいのかは知りませんが、命を絶とうとする必要はありません。どうか事情を教えてくれせんか……?」
その場に正座している村長とテレサに剣崎が問いかけると、青い顔の二人が口を開く。
「……昨日の宴、あの時ふるまった酒には媚薬が仕込んであったんだ」
「媚薬?」
「はい。愚かな娘が、村の若い女たちを唆して盛ったのです。誠に申し訳ありませんでした」
「すまない……!」
土下座する二人に、転移者たちはただただ疑問符を浮かべる。
「いや、謝る必要はありませんよ?」
「で、ですが」
「いや、こちらとしてもやぶさかではなかったと言いますか。むしろ嬉しかったですし」
この世界、基本的に顔面偏差値が高いのだ。しかもスタイルのいい人が多い。こんな世界で美少女や美女に誘われるのは、むしろご褒美でしかない。妻子持ちとかは今回来ていないし。
「とにかく、顔を上げてください」
「は、はあ……」
「まあ、今度は普通に誘って下さい。結婚は出来ませんが、いつでもお相手しますから」
おい、この剣士何気に最低なこと言ったぞ。いや自分も似たようなものだけど。
「剣崎さん……!」
けど村長が感動しているっぽいしいいか。
こうして、また物々交換に来ることを約束して、植物の種などを持って転移者の村へと戻っていった。
いやぁ、またエリザちゃんとエリナちゃんの三人でニャンニャンしたいなぁ……。
* * *
サイド テレサ
あの不思議な男たちはいったい何だったのだろうか……。
全員が全員それはそれは美しい男たちだった。しかも、ブラッディベアーを屠れるほどの戦闘集団。
最初、きっとどこかの貴族が囲っている男どもが逃げ出して来たのだと思った。世間知らずだからあんな高価な物をその辺の野菜の種と交換しようとしているのだと。
これはチャンスだと思った。男は都会に行ってしまうか、領主の館に連れていかれてしまっている。数年に一度種をまきに領主から男があてがわれるが、こんな田舎だ。順番がいつになるかわからない。それに、そもそもこの村には金がない。税を払う事すら四苦八苦している。
この男たちを村に囲い込み、何人か領主へと高価な素材とともに売り払う。そうすれば、この村はもっと大きくなれる。そう思ったのだ。
だが、夜家に連れ込んでから悟った。この男は本当にトレントやブラッディベアーを倒しているのだと。
自分は村でも一番の怪力だと自負している。だが、押し倒そうとしてもびくともせず、それどころか取り巻も含めて全員組み伏せられ、まるで男みたいに鳴かされた。
もしかしたら、彼らは伝説に聞く『エインヘリヤル』かもしれない。それならば、彼らの言っていた村とは、天国ではないだろうか……。
読んでいただきありがとうございます。