最後の依頼
近々、自殺というのが目に入る。
自殺なんて昔からあったものが、今になって出てくるのは有名な人が死んだからだろう。
その時に、ふと思う。
何故、彼らは死んだのかとかニュースにされないといけない?死ぬのに理由がいるのか?全く生きずらい世の中だな。
僕は、ナイフを机のど真ん中に刺した。血のついたナイフを。
そして、僕は椅子に座った。
逆に聞くが命を粗末に扱うなというが、お前らだって生き物を食べてるだろう?それと何が違うのだ?食べきれなくて、残したりして捨てるそんな感じだろう?
別に怒るわけじゃないが、あんまり変わらないことしてるじゃないかww
人間と動物は違うというやつがいる。
何故だ?
何が違うのだ?同じ命だろう?
不可解だ。
世の中には、腐れきった外道が何十万もいる。しかし、そいつらはのうのうと生きてやがる。そんなことが許されるのか?
そんなことを思っている奴らが僕たちに依頼をしてくるのだろう。自分が死んでも構わない位に殺したい相手。
どんなことをしたら、そんなに恨まれるのだろうと思う。
殺人、犯罪、パワハラ、誹謗中傷、いじめ、虐待、レイプ等などその辺のことだろう。他者からは、その位で?と思われることが彼らにとってはその位程度ではないのだろう。なったものだけが共感出来るのだろう。僕は、出来ないが依頼されたらただ仕事をするだけだ。非道だとか言うやつがいるかもしれないが、食物連鎖を止めるかもしれない行為を、してるような奴らに言われてもなぁ〜wwと少し笑った。
僕も、これが達成されたら生きれるからな。生きるためなら、仕方ないじゃね?とかくだらない正論とか正義とか考えていた。
そんなことを考えながら、銃を持ち目の前の女に向けて銃口を構えた。
任務だからと口に出し引き金をひいた、、
床を見ると水滴があった、古い建物だらしかたないなと思い、コンコンと音をたてながらその場所を去った。
銃を持ち直して、また引き金をひいた。
僕は、殺し屋。
依頼人との信頼関係で成り立つ仕事。
血の匂いなどを感じ少し身体は冷たくなりながら、僕は上を見上げた。
美しい青空だった。