表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械属性の魔法使い  作者: あら
1/2

序章

社会人3年目 

大学を卒業し、地方では大手と呼ばれる会社に就職した。

しかし、上司からよく思われず、1年目から罵倒の嵐だった。

「いつになったら仕事ができるんだ」「本当に大学を卒業したのか?」

「何もできないやつに金を払ってる会社のことも考えろ」

「本当に無能だな、人事もどうしてこんな奴を連れてきたんだか、、、」

凡そ、1年目に言う言葉ではないことを毎日毎日、言われ続けた。

結果、3年目に精神を病み、いっそこのまま人生を終わらせてしまおうかと。

どうして自分がこんなにも辛い目に合わなくてはいけないんだと。

どうして自分だけがこんなにも酷い仕打ちを受けなくてはいけないんだと。

周りの同期達は、そんなことを言われたことはない。

厳しい言葉を言われたこともあるけど、そこまで苦じゃないよと。


全てが憎かった。

全てに絶望していた。

自分の人生こんなはずじゃなかった。

どこで間違ったんだろう。

何がいけなかったの?

一生懸命、真面目に仕事の事だけを考え続けて。

考えて考えて考えて、夜も眠れない日もたくさんあった。

食べ物が喉を通らない日もあった。

体調が悪くなっても、外に出たくない、何もしたくないと思うことが普通になっても。

それでも頑張ったんだよ。

でも、もう限界なんだ、、、

ごめんね、そして私は線路に向かって落ちていった。











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ