表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悲しみの少年  作者: 初心者
4/5

一瞬それは熊のような体をしていた、だがよく見ると体長が約2mにもなる大男しかも背中には自分と同じくらいの大剣のようなものせよって平然と立っていた

「・・・危ないぞ少年」

「っひ・・・・・」

とっさにアレンは逃げようとしたが恐怖のあまりか腰を抜かしてしまい立ち上がることができなかった。

男はそれを見ると申し訳なそうな顔をして何かを取り出した。「あまりものだが食べるか?」そう聞かれたが、今は後ろから騎士が来ているかもしれないと思いと姉のあの姿を見てしまっているから余計に食べることができなかった。そこで大男は何かにおいがしたのか村のほうを見て言った。

「お前の村は襲われているのか?」

アレンは襲われていると言おうとしたが恐怖のせいで言葉が出ないそうすると男はおもむろ持っていた荷物を置きアレンに「荷物を頼む」と言って背中にせよった大剣に手を当てながらアレンの来た道をものすごい速さで走っていった。アレンは逃げようとも思ったが今は走っていった人の荷物を任せれてしまったため逃げられずにいた。

そして何時間たったのだろうあたりはすっかり暗くなるころ、村のほうからとても大きな音と炎のような光が見えた。そうすると松明のようなものを持った男が帰ってきた。だがその服は最初に会った時とは違い赤くそして黒い液体がそこらかしこについていた。

男はゆっくりと剣を置いて少年のほうを向き言いました。

「一応村の死んでいた者たちは弔ってきたんだが途中で騎士と戦闘になってしまってな何人か逃がしてしまった。」

アレンは目に何かがこみあげてくる感覚になった、だがお礼をしたくても姉さんとの別れがいまっとなってきてしまいお礼を言うどころではなかった。男はアレンを静かにそして思う存分に泣かせてやった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ