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復習の時は来た
少年は戦っていた。
少年の前は地平線を隠すことができるほどの騎士や兵士そして、少年の後ろはおびただしいほどの死体の山。敵軍の熟練騎士でさえ震えていた、それは武者震いではなくただ目の前にいる少年におびえているのだ。次は自分の番なのではないかとそして新兵は足がすくんで動かないものや逃げようとする者もいた。だが、少年は逃げようとするものから殺していった。 そして、少年が剣をふるえば一人一人減っていき少年が歩けばそのあとには死体しか残らなかった。
これは王国を恨み憎みそして復習を誓った少年の話






