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マヨラーの再会

探偵の笹井ナコトからの電話で私は探偵事務所に行くと、笹井ナコトは数枚の写真を私に見せた。妻が別の男と一緒にいるところを撮影した写真だ。


「これは偽りではありません。捜査を続けましょうか?」


写真で男と一緒に歩いている妻の顔は、幸せそうだった。


「この男について、もう少し調べていただけますか?」


「承知しました」


妻が別の男と一緒にいる…。それを知ってからの私は、中身があまり入っていないマヨネーズの容器のように、心が潰れていた。


毎朝起きても目玉焼きの匂いがしない。笑顔で私の方を振り向いてくれる妻もいない。


そんなある日の夕方、私は会社の帰りに高校時代の同級生、江戸川コナミと偶然再会した。


彼女は高校時代、弁当にいつも小型のマヨネーズを持ってきては弁当のおかずにかけていた。彼女も私と同じく、マヨネーズをかけずにはいられない性質をもっていたのだ。


わたしは彼女と居酒屋に入った。

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