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暁の煉獄【本編】  作者: 野津
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主要登場人物一覧

結構どうでもいい情報がてんこ盛りの、登場人物たちの小出し覚え書きです。

「誰だ、こいつ」状態に陥った際にお使いいただければと思います。


若干のネタバレを含みますので、お気をつけください。

今更ながら、史実と虚構が大いに入り乱れております。


※『彼女』と絡む人物が増える都度、随時追加記入していく予定です。







【彼女(本名:結城巳代治)】

動物に懐かれ好かれる体質を買われ、騎兵科の一将卒として満蒙の陸軍駐屯地に籍を置いていた軍属。敵軍と交戦中に左肩を負傷し、気を失った後、黎国の宮殿に落下する。

特別容姿に優れている訳ではないが、笑い顔は蕾が綻ぶように可憐で、人を惹き付ける。又、どこかに消えてしまいそうな程朧な存在という意味から、勝手に「幽姫」という名で呼ばれている。

無知と無自覚からくる向こう見ずで無鉄砲な言動は最強の一言に尽きる。







以下、人物名右横の()内に入る語は皆、『彼女』がその人物を指して呼ぶ名称となります。



~平原side~


・黎国


【申生:しんせい(コーシ)】

上大夫。英邁且つ優秀で、重臣らの信望も厚い青年公子。献公の実弟でもある。

『彼女』に一目惚れし、周囲の反対を押し切って妃に据え、強引に自身の後宮に置く。




【献公:けんこう(コーシの兄上)】

黎の第十九代君主。口髭を撫でるのが癖の少壮ダンディ。

側室の驪姫を寵愛するも、今まで浮いた噂ひとつなかった弟が執心し、熱烈に愛する『彼女』にもひとかたならぬ興味を抱く。




【白起:はくき(ハッキ)】

禁軍の筆頭将軍。未だ三十に届かぬ若さながら歴戦の名将と謳われている。

申生公子直々に『彼女』の護衛役に任ぜられ、常に付き従う。寡黙で無骨なきらいはあるが、実際は情に溢れた好人物。誰よりも『彼女』の身を案じ、又想いを寄せている。




【陳平:ちんぺい(平)】

都尉。才能ある有能な人物で、そのせいか向上心や野心を一切隠さない。

多少女にだらしない部分がある為『彼女』は蛇蝎の如く毛嫌いしているが、彼自身は『彼女』のことをそれなりに気に入っている。張良と二人で『彼女』の世話役を務めている。




【張良:ちょうりょう(リョー、チョーリョ)】

客卿。端整な面立ちの穏やかな好青年。

陳平と共に『彼女』の世話役を務め、誰よりも早く『彼女』の信用を得た人物。

『彼女』への思いは今のところ、単に庇護すべき存在以上、思わず押し倒したくなる愛しい女未満。




【奚斉:けいせい(ケーセー、けーせぇ)】

献公の第一子。母は驪姫。

陰で「物言わぬ公子」と揶揄されていたように長い間失声症に悩まされていたが、『彼女』との出会いにより無事快癒へと向かう。『彼女』に対して強い恋慕の情を抱く。




【驪姫:りき(阿禾)】

西方の異民族・驪戎の一の姫。名は。献公の側室。

初対面で多少の誤解を生じるものの、愛息の声を取り戻してくれた『彼女』を恩人と目して深く感謝し、以後良好な関係を築く。


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