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夜にほどける  作者: 月愛
7/7

あとがき

名前のつけられない喪失と一緒に生きていく。

手を伸ばしても触れられない存在

思い出せば胸がきゅっと痺れるような誰か。


この物語の少女は、彼の人生から姿を消してしまったけれど

彼女の願いはひとつだけだった。

「彼が生きる未来を、光の方へ導きたい」

たとえ自分がその手を取れなくても。


一方で青年は、

「忘れないこと」を選んだわけでも

「囚われ続けること」を望んだわけでもない。


ただ、

確かにそこにいた愛しさと向き合いながら

歩き続けることを選んだ。

前へ、前へ。

時々、少し振り返りながら。


見えない絆というものは

時に、誰よりも強く、あたたかい。

姿を失っても、終わらない関係がある。

それは決して「悲劇」ではなく

ひそやかな「奇跡」かもしれない。


この物語が、

あなたの心の奥で眠っている

大切な誰かの記憶を

少し優しい色に変えてくれたなら。


ページの向こうで

少女も青年も、きっと微笑んでいます。


いつかまた、どこかの物語で

お会いできますように。

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