いじめから自分を守るために 旭川いじめ事件を受けて
私は政治系エッセイを最近上げるようになった。
それまでは、歴史小説好きではあるものの政治にはさほど興味は持っていなかった。まあせいぜい韓国慰安婦問題からパヨクがはびこり、大手メディアがゴミだという事を知っていた程度だ。
変わったきっかけは去年のアメリカ大統領選挙からだ。
ユーチューブのお陰で大手メディアが報道しない現地の状況を知る事が出来た。
多数の不正疑惑が次々ユーチューブにて現地の方等から動画で上げられた、1月末大統領選挙決着まで固唾を飲んで見守ったが結果はご存知の通りだ。
そこから政治の世界の事を情報収集するようになった。その中で世の中は合理的思考で判断する人と直感や感情で判断する人がいると言う事が分かってきた。そして世の中は学歴に関係なく、直感と感情で物事を判断する人が大半で、だからこそ根本的解決が行われず同じ様な問題が何度も発生する事に気が付いた。
北海道旭川で又いじめによる女子生徒の自殺が発生した。これまで日本全国で何度も何度も発生しほぼ毎回、教育委員会が隠蔽しようとして非難され謝罪してきた。
なろうのエッセイにも何か上がっていないか検索してみた所、1件がヒットした。内容はいじめを取り締まる法律を作るべきだと言う内容だ。非常に残念だが法律が出来たとしてもいじめは無くならないだろう。
多くの人が勘違いしている事が二つある。一つは法律は弱者を守る為では無く一定の社会的秩序を守る為に決められている。悲しい事に社会的権力者が自分の利権を守る為に利用する事も多い、だからこそ憲法で権力を束縛しているのだ。
二つ目は人間が生物で社会生活を送る上でいじめは絶対に無くならない事だ。鶏が狭い空間に数多くいれられた場合いじめが発生する事を知っている人も多いだろう。ストレスを感じた動物は集団の中で弱いものをいじめて発散しようとする、なろうでチートざまぁが流行している原因でもある。
残念ながらいくら感情的に加害者や教育委員会を責めたり、まったく効果が無いとは言わないが取り締まる法律を作った所で陰湿化し隠蔽されかえって悪化するだろう。
さらに付け加えるならば、教師や警察官もサラリーマンで組織の一員に過ぎない。日本の教師や警察官のモラルは世界一だと私は思う、しかし組織の都合や面子が優先される。
今回は早い段階で本人が立ち向かうか、先生に相談して相手をしてもらえなかった段階で引っ越すべきだった、本人も親もがまんし続けたからこそ加害者の増長を招き最悪の事態になってしまった。
ネットでは正義感を振りかざした愚か者が未成年加害者の実名を特定しようとして、関係の無いかもしれない人物の名前が取りざたされ二次被害になったり、被害者の同級生を脅迫して証言を得ようとして逮捕されたユーチューバーもいる。
では今後どうしていけば良いのだろうか、私は自分の身は自分で守ると言う事を自覚し、知識や方法を子供に教えていくべきだと思う。学生の間はまだしも社会に出た後もパワハラ、セクハラ、ブラック労働問題等、いつ我が身に襲い掛かってくるか分からない。
日本人は秩序を重んじる思想を持っていて悪意のある人が少ない為、運が良ければいじめに会わずに過ごせるが、いざそういう事態に陥った場合、自分の身を守る術を知らず気付かず、我慢して最後は自殺してしまう、世界的に見ても日本人の自殺率は非常に高い。
中学校で役にも立たない連立方程式を教えるより、法律の事、社会の仕組み、セーフティネットの利用方法、犯罪等から身を守る方法等、社会に出た後に自分の身を守る術を教えるべきだ。
コロナ禍の中であの手この手で税金を集める官僚達は様々な補助金を作っているが、申請しないと受け取れない為、必要としている情報弱者に届き難い状況だ。海外では貰える人に自動的に補助金が振り込まれる等情報処理が進んでいる国もある、これもデジタル化を阻むリベラルパヨクの弊害だ。
世界的に見ても中国の武漢熱、経済問題、少数民族虐殺、アメリカリベラルのバイデン政権の暴走等、世界の不安定化でかなり危険な状況にある。その中で日本の役割が世界から期待されている事に日本人は気付いていない。
左派リベラルは言うまでも無いが、右派保守の中にも直感と感情で物事を判断する人が多い。
ユーチューブでも合理的な判断で発信している人もいるが、怪しい推測や持論を展開する人がいる。
ぜひ、情報を多角的に集め、合理的に物事を判断して欲しい。