表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

雪の日

 わお!!雪だっ!!イエーイ。

 雪でテンションが上がらない小学生はいない。僕もそのうちの一人でーす☆

 帰りの会が終わって、門を出るなりスキップスキップランランラン、はしない。弱虫な僕は、友達の手前そんな事はしません。

 テクテクテク、バシャッ、ランドセルで炸裂するシャーベット、雪合戦の始まりだい!!!

 うりゃー、ぐはー、

 やべっ、めっちゃ楽しー。


 帰り道は石蹴りと決まっているけれど、今日という日に降る雪が僕らにこんなスペッシヤルげいむを提供するぜい。いえい!!





 飽きたー。

 皆も飽きたみたいー。

 あっ同じクラスの真奈ちゃんだ。ビシュッ、僕の大切な友達のミチル君が雪球を投げたよ!!

 チョコビーンズが散りばめられたシャーベットは真奈ちゃんの髪で炸裂!!

 スズキ君がすかさず次の球を発射、とー。

 スカッ!!だっせー、スズキ。

 僕が打ち上げた白球は空で散って真奈ちゃんに降った。いえーい。

 皆夢中になって投げ出した、顔を隠して逃げる真奈ちゃん、わーい追いかけろー。

 ビシャッ、ペシャッ、スカッ。

 そのときなんだよ、そん時なんだ、そのかわいい顔にかかる髪のかかり具合と長っい黒髪の傾き具合がね、なんか泣いてるように見えたんだ。

 ほら、涙がっ、ああ雪か、でもね僕その瞬間から全然楽しくなくなって

 「つまんなーい!!」って叫んで鈴木の顔面に雪球をぐりぐりしたんだ。

 ごめん、うそ。

 弱虫だから、僕そこで呆然としてた。

 なんかね、すっごく楽しそうなミチル君とかスズキ君とかの顔見てね、なんかそれ壊すのが怖かったんだ。

 僕、弱虫だから、、、、、








  はい、まず1ポイントねー☆

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ