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ユミが謳う詩
ひもとけば からみあった糸も ほぐれて
いつも こころは 泣いていた
涙を流せば だれかが 気を止めるけど
言の葉を 紡ぐことが できない わたしは
泣くしか できなかった
悲しみを こらえていると
なぜだろうか 氷のように 悲しみは きえた
知らない人と会う度に
張り付いた 笑顔が 引きつった
心の中で 渦巻いている 気持ちは
誰が救いとってくれるのか
期待など ないけれど
どこかに 愛をもとめて
笑顔を 作った
あなたが わたしに したことは
凍り付いた 悲しみを
ひもといて 触れてくれた
燃えるような あなたの 優しさに
わたしの 悲しみは とけてきえた
あなたが わたしを 愛して
わたしが あなたを 愛した
からみあった 糸がほどけたら のこったのは 愛だけ
かしこ




