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音の探求者
あまおとが きこえてくる
夏のおわり たくさんの足音
秋のこうよう もみじのわかれ
冬のはじめ 泣き虫と 笑い声
春の緊張 生き物のざわめき
うつろいは 月日のながれが
かすめとっていく
うしなわれて きえていく
手にした 宝は 誰のものでもない
失うことが 答えではない
自ら 見て聞いて 見つけること
おそれることは 恥ずかしくない
一歩が 千歩 万歩
なにものも おそれることなく
歩むことになる
あまおとが やんだあと
あらしのおとがするだろうか
晴れたときに きこえる
童の笑い声が きこえてるくだろうか
あなたが いきるおとは
どの音を きくのだろうか
かしこ




