表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力量だけで選んじゃっていいんですか?  作者: satomi


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/12

11.ルアリー、褒められる


「鮮やかな手口だな。証拠までキチンと揃えてくるとは」

「お褒めにあずかり光栄です」

 騎士様に褒められるなんて、今日はいい日だなぁ。


 結構大きな騒動だったので、「何事だ?」と王太子殿下もやって来た。

 騎士様から報告を受けたようで、

「咄嗟のことだというのに見事な判断力に感服する」

「有難きお言葉」

「当人の拘束だけでなく、証拠の映像まで残すとは見事だ。しかもルアリー側に全くの被害はない」

「それなんですが、国内をアレクで移動をしていたために、山賊に遭うやもしれないと、アレクには常に物理攻撃を無効にする魔術をかけています。同様に私自身にも。刃物なんかは当たりませんよ?悪意を持っている場合は特に」

「なるほどなぁ」

「映像は?」

「四六時中記録しているわけではなく、悪意を感じると発動するようにしております」

 メアリーが持っていた刃物には毒が塗ってあったらしいし、あっあの刃物!重要証拠を置いてきたかも。

「ちょっと、取ってきます!」

 私はさっきいた場所まで転移してメアリーが使った刃物を持ってきた。誰かが『刃物が落ちてる。ラッキー☆』とか言って、それで料理とかしたら大変なことになる。

 ついでに刃物が落ちた土壌も毒を何とかしておいた。

「殿下、こちらが映像にあった刃物です。騎士様に渡しておいた方がいいでしょうか?」

「うむ」


 殿下としては一目でルアリーの事が気に入ったが……。


――――――――


~アレガスSide

「王太子殿下がルアリーを気に入ったぁ?」

 確かになぁ。家柄は文句なしの侯爵家。人脈もいいし、魔力量もバッチリ。国中を馬でうろうろしてるし。

 考えるだけで落ち込むほど王太子妃として文句はない。

 だけどなぁ、本人は王太子妃になりたいだろうか?

 つい先日、ビックト侯爵家の長女が王太子と離縁した上に実の妹君(と馬)の殺人未遂で牢に入っている。ビックト侯爵家としてはルアリーに是非とも王太子妃になってもらいたいだろうなぁ。今ビックト侯爵家の株が大暴落中だからな。

 ルアリーは魔術が楽しいみたいだ。あと馬術。

 このまま魔術棟にいてほしいなぁ。あ、でもいつかは嫁に行くのか。

 婆姿の人なんて魔術棟にいないし、爺もいないけど。

 ルアリーは自分の将来の事どう思ってるのかなぁ?

 俺は第4王子だし、王立魔術師団で働くつもりだけど。



アレガスとしては、兄である王太子殿下の気持ちも尊重すべきだし(自分はただの臣下)、でもルアリーちゃんは魔術の鍛錬とか馬で放浪することが好きだから、王宮に縛り付けるような真似はしたくないし、何より自分もルアリーちゃんに気があるのは確かだし…。って悩みどころで知恵熱出そう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
今回の姉メアリーの捕り物。魔法術の技術、馬術の技術。どれを取っても素晴らしいし、やっぱり、王族や王太子の気を引いてしまうよね!但し、最初にルアリーの才を見抜き、魔術塔に匿った、第4王子のアンガスに取っ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ