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ホロらいふ  作者: 赤木
18/19

並行世界[マリン]

詰みだ。



宝鐘海賊団・・・天災を理由に集まった海の秘宝を手に入れる物語のお脇。


ノエル・・・毎日絵を描いて過ごしていたら、気付いたら潰れた絵の具と自分の悔恨が船乗りへの道を開かせた。退屈な人生だと思い込み、其の類稀な絵の才能をひたすら風景の変わらない船上に捧げる。偶におかに上がる時は、甲板上に残って絵を描いている。


フレア・・・水平線ばかりの大海原の只中にあっても、島を発見できる見聞色の覇気を有している。望遠鏡を改造して、毎朝、日の出前の明るい夜空を見るのが得意、海賊船などの居場所は任せておけば取り敢えずマリンより役に立つ


兎・・・殺し屋としてのコードネームなのだが、いかんせんこのだだっ広い船上では、誰も命令される事なく、他の海賊との戦闘の時も特に働きもせずに、乱れた船内を直しているマッシュル。


船長・・・基本一人でなんでも航海する賜物の中の賜物。船に乗る前は、伝説の旅館経営をしていた。其の旅館は、凡ゆる病を直し、凡ゆる叡智を手に入れられるとか何でも、来るのは妖怪とか神様の中でも特に名のある人ばかりで、毎日同じ作業に見えても、かなり気配りのできる人材が求められたらしい。マリンはそこでは、特にこれと言って特別な事をしたわけでは無いが、かなり念入りに旅館を経営していた。経営していたと言っても、普段遣いの雇用な訳なのだが、海辺に建てられた其の旅館は、マリンが辞めるきっかけとなった海賊物語を描く小説家との出会いと、駆け落ちと、フラれて、白骨死体になるまで洞窟に篭った其の人との別れ話とか何やらで、最後まで兎に角目一杯に日々を忘れ、大切なものを知らないまま過ごしたらしい。

 船長になる際のお話は又、色々あったが、船長になってからは、凡ゆる海を瞬時に踏破し、全ての島々を草の茎一本に至るまで網羅した伝説の海賊。大抵の海賊船は、マリンの操舵する普通の海賊船に追い付けず、戦闘になっても、マリンが一人で乗り込んで、戦いが終わるまで只管他海賊をバッタバッタと薙ぎ倒して行く様は、凡ゆる剣聖を彷彿とさせる。其のハートの自然魔力を帯びた弾の無い銃撃は、一撃で敵戦艦を木っ端微塵にする事もあるという。

マリン処刑

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