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ホロらいふ  作者: 赤木
10/19

物語

ピンポーン

またベルが鳴る。

不思議と今回は悪い気がするのである。開けると、そこには、見たところお嬢様のルーナ姫が立っていた。


「約束を果たしに来たのらね。大人しくお縄に掛かるのら。」

「ああん?調子に乗るのも大概にしろよな!」

「無駄な抵抗はよせ。お前が犯人なのらね。」


こうして、宝鍾のマリンは謂れのない罪で手錠を嵌められ、連れて行かれた。


「マリンが、居なくなった。」

「あの女海賊がね。」

「だからなのかな〜。」

「そうは、問屋が卸すか。」

「奪われた仲間は必ず取り返す!」

「ね〜、台風も濃くなって来たし、大人しくお家に居ようよ〜。」


そうして、同居人が居なくなって、初めてこの家には規律が齎された。そして…


「それじゃあ、一丁気を入れて、王都までレッツゴー」


ところが、全員、気の済むまでぐうたらしていたせいか、思う様に進まない。それどころか雲行きが怪しくなって来た。

「風凄ッ」

「え〜、風強い〜。」

「ねぇ、風が止むまでお家に居ない?」

「僕の家で良ければ幾らでも貸してあげるよ〜。」

「じゃあ、マリン船長救出はこの大風がどっか行ったらって事で。」

「「「賛成〜」」」


という訳で、マリン船長は、依然捕まったままだとさ。

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