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予想外

 染みるような痛みが頬に走る。まるで石でもぶつけられたかのような痛みが僕の身体の全身に響いた。一瞬身体が宙に舞い、気付くとうつ伏せで倒れていた。




「痛てて......。」

 目を開ける。空の夕日が移り、その景色はとても眩しく自由で、一日の終わりを告げようとしていた。気が遠くなる......。左手で頬を触るとやはり膨れていた。改めて殴られた事を実感した。僕は今まで人に殴られたことが無かった為、痛みに恐怖を感じ、怯えていた。




「なんて日だ......」

 痛みからなのか、悔しさなのか、僕の瞳からは1粒の涙がこぼれるのがわかった。早くこの場所から立ち去りたかった僕は涙をぐっっ!と堪え、手で涙を拭い、立ち上がり、目線を前に向けた。すると立ち去ろうとしていた岳と勉がこちらの動きに気付いたのか振り向いた。




「まだ意識あんのかよ」

 まだ殴り足りない様子で両手をパキパキならしながら怪訝な表情でこっちを見た。さっき殴られた痛みか恐怖のせいか岳の身体が一回り大きくオーラを纏ってるようにみえた。




「もうやめようよ......」

 恐怖のせいで声に力が入らなく、とても弱々しかった。




「うるせえ!黙れ!!!」

 僕の声を遮るように間髪入れずにこちらに向かって走ってきた!




 やばいやられる!と思い、咄嗟に足を動かそうとしたが、やはり僕の足は動かなく震えていた。

 一気に距離をつめられ、岳は拳を掲げて殴りかかってきた!!




「やめて!!!!」

 甲高い声が河川敷の頂上の方から響き渡っていた。その声に驚いたのか岳は動きを止め頂上のほうを一瞥した。




 釣られて僕も頂上を見ると見覚えのある女の子が立っていた。















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