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神様が居る世界と居ない世界。

時間間に合わない!とりあえずアップしましたがなんの改稿もせずに原案でアップ。

改稿入れるかもしれません。

Lv7・桜花爛漫


千本桜とか、まぁ桜吹雪まではね?

なんとなくほら。魔法としてイメージは立つ気もするけどさ……。

桜花爛漫? もうなんの事を言っているのか訳がわからなくなってきたんだよ。


Lv10・桜華武神


あ、はい。放置ですね。わかります。




とりあえず残りのレベルを10まで上げてみると、こんな感じになった。

正直もうね。名前だけで内容全っ然わからないよね。これ……。

説明も詳細も無いのなら、せめて名前だけでもう少しくらい? 内容が把握できるくらい分かりやすくしておいてくれませんかねぇ? 誰がどう決めてるのか知らないけど。


ボクはね? 前世が辛い思いしかしなかったせいで、神様とか全く信じてないんですよ。だって神様がいたんだとしたら、ボクの28年間はなんだったの? って話になるじゃん。

え? 次の人生がこんなにいい人生なら差し引きプラスだろって? そ、そんなの前世のボクには全く関係ないことだからね……!


あの世界が。

彼の人生が。

辛かったのは紛れもない事実で。


そんな世界に神様なんているわけがないんだから。

……まぁ今居るこの世界と前世の世界は全然違う世界なんだけど。




【Lv-・桜色の調合を完了します。】

【消費ポイント50pt】


レベルを4から10へ上げる為に使ったポイントは当り前だけど6pt。

現在の残りポイントは468ptとなった。


そしてここで新たにLv10まで開放してから、さらにポイントを求められております。

桜色の調合ってなんぞや。

これが派生なのかどうかも今の所わからない。

しかも、これがもし派生スキルを発現させるポイント消費だったとしても、さらにそこから派生スキルを取得できるとも限らないわけで。今回の有色魔法みたいに、さらに分岐があって取得に100pt以上消費させられるなんてことになったら、ただでさえ現状足りてないポイントが全然足りなくなっちゃうよ。


しかもここで更に50ポイントて。

もし全部の有色魔法に同じ物がでてくると過程すると、取得位置とか、今とってみた感じからしてこの調合とやらの取得はLv10が前提なわけで。つまり、スキル取得に100pt、スキルのレベルアップに10pt、よくわかんない調合とやらに50ptで計160pt必要という事になる。


桜魔法でやらかしたみたいに、全部を中途半端で取るのが危険なら1つずつコンプしてくしかないんだけど、それだと残りのポイント的に、とれて後2つ。

……それも全部同じ条件なら、って話なんだけど。


『そろそろよいでしょうかね。フレイドラに眠る様に伝えて貰えますでしょうか?』

え? 眠るってどうすればいいの?

『フラ殿に伝えれば問題ないかと思いますれば』

分かった。言って見るね。


「ねぇ先生。ルージュがげんしょのまほー? っていうのの説明に出てくるから、フレイドラさん? に眠ってもらうように伝えてくれって言ってるんだけど……」

「あ? んなこと出来……んのかよ? …………」


「わかんないけど、ルージュがそう伝えればいいって言ってるんだもん」


先生がどこか遠くを見つめながら誰かと話しているかのように表情を変え始めた。


「くそっ。出来るなら最初からやってくれよ……。ああ。いいぞ、もう出てきて」

「はい。気配が消えましたので」


先生の言葉を待つわけでもなく、ルージュが既にボクの寝ているベッドの反対側に立っていた。今まで右隣に居てくれていたシエルとシトラスの姿が消えているのは、ボクの魔力が回復するように戻ってくれたからだろう。


先生もどうやら精霊との契約の全てを知っているわけじゃないみたい。

まぁそんな事言ったらボクだってルージュやシトラス達の事、結局ほとんど何も知りもしないんだからお互い様なんだけど。別に先生が知らないって訳じゃなくて、そもそも精霊側がボク達人間と契約する際、全ての契約内容を契約者へ曝け出して協力だけしてくれるっていう認識の方がおかしいのかもしれない。

精霊は宿主となる契約者を決めて契約する事で、その契約した人間に対してマナの扱いや魔法の扱いなんかを補助したり強化してくれたりする。もちろんそこには精霊側のメリットだって無いとおかしいもんね。精霊たちは精霊たちで、何かしら目論見があって協力してくれているのだから。


「原初の魔法……だっけか? んなもん聞いた事もねぇぞ?」

「それはそうでしょうね。6000年も前に消え去られた魔法ですので」


「「6000年前!?」」


先生とハモっちゃった。

そっか。確かにそれくらい昔の話でもないと、シエルとシトラスすら知らないなんてことありえないわけだ。


「ええ。その世代も当時の白亜様が転生体でご存命だった時でしたね。それから何度か文明は滅んで移り変わってますので、今とは全然世界そのものが違いますけれど」

「ふぅん……」


白亜様……ね。


「6000年前っつーと丁度神魔戦争の伝説がある頃だな」

「そうですね。先日のラーズニクスが動いていた時期でもあります」

「ああ……あったね。そういえばそんな事」


神魔戦争ってことは、こっちの世界には神様はいるってことなんだ。

そりゃ魔法なんてもの奇跡に他ならないんだし、精霊だっている世界なら神様がいたっておかしいこともないんだけどね。ただ、こっちの世界にはいても前世の世界にはいなかったんでしょ。……そうでも思ってなきゃやってらんないんだよ……。


「ねぇねぇルージュ。ボクもその白亜様って言う人の転生体って奴なの?」


前にルージュがこの世界に顕現した時に、ボクはルージュからハクア様って呼ばれている。よくわからないけど、そのハクアっていう人の輪廻を引き継いだ魂っていうのがあるのだとすれば、その系譜がボクの魂ってことになるのかな。


「ええ。左様にございますれば。主様の魂には白亜様の輪廻が繋がっております」

「ふぅん……」


なんだか、ルージュが慕ってくれているのはボクの方じゃなくて、その輪廻で繋がっているハクアさんって人のほうなんだと思うと、なんかちょっと納得いかないものを覚えたりもするんだけど。それでも、ルージュ達が難なくボクの味方になってくれたのはそのおかげなんだから、ありがたいのは確かなんだけどね。


「でもさ、ボクって前世の記憶があるんだけど。前世じゃそのハクアっていう人の力の破片も何も無かったよ?」

「それは……そうでしょうね。あの神に見放された世界では、ハクア様の力は何も引き継がれないでしょうから。違う世界に転生するまで耐えることになるでしょう。予想なのですが、お体が弱く、すぐ次の転生へと導かれたのでは?」

「……え?」


ちょっと待って。

じゃあ、ボクの前世で体が弱かったのって、転生した時点で決められてたってこと? それに……


「神に見放された世界……?」

「ええ。神に見放され、マナが消失した世界の事を言います。……主様が前世で生を迎えられた世界も、昔はマナで溢れていたのです」


「え? じゃあ前世の世界も、昔は魔法が使えたって事?」

「もちろんですとも」


確かに地球に残されてた逸話? みたいなのを辿ると、明からに魔法っぽいものがでてくるストーリーみたいないのってあったりはしたけど……。

あれって妄想とかじゃなくて現実だったってことなのかな?


う~ん。


そういえばスキルの開発をしていただけなのに、えらい所に話が飛んじゃってる気がする……。





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