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The extraordinary  作者: 糶 プレ沢
1/1

嵐の前の晴れ

初めまして、いくつかおかしい文章もあるかもしれませんがどうぞ温い視線で見てください。          

 ここで今回の小説で参考にさせてもらったゾンビ作品達を紹介させていただきたいと思います。      

        

 《小説》    ゾンビ天国      

 

 《マンガ》 アイアムアヒーロー

       ハイスクールオブザデッド           がっこうぐらし!

                    その他

 

 《アニメ》 ハイスクールオブザデッド

       がっこうぐらし!

       

 《映画》 バイオハザードシリーズ

      ~後シリーズ

      ランドオブザデッド

      ウォーキングデッド                          その他多数

    

  

         以上。 


自分はとにかくゾンビ映画が好きなのでほとんどのゾンビ作品は見尽くしてしまいました。                        

面白いなと思ったのはやっぱりワールドウォーZですね。ゾンビ好きの人の中にはこういう人いませんか(いないかもしれないけど)                

死亡フラグを回収したり、察せよと一人つっこみを入れたりと。

僕はゾンビ映画を見るときそういうこと考えながらみてます。僕と同じような人っているんですかね。

 

             

「なぜ俺はここにいるんだっけ。」


暗の中でその少年、芹澤 優侍(セリザワ ユウ ジ)は目を覚ました。


「そうだ。バイトから帰ってきてすぐ寝ちゃったんだよなぁ・・・」


優侍は布団から顔を出し、横に置いとあったスマ

ホを開き時間をみた。


相当眠っていたらしい。もう日付は変わり、午前を示している。


周りをみると妹がいた。スヤスヤと寝息をたててぐっすり眠っている。


両親はいない。俺の両親は3年前、交通事故で亡くなった。当時中3の俺とまだ9歳の妹 四ツクロハを残して。


その後は二人だけで何とか生きてきた。

その時、親のありがたみがすごく分かったことを思い出す。洗濯や掃除とか色々当たり前のことをやってもらっていたのはどんなに自分が恵まれているか分かった気がする。


一番大変だったのは料理だ。なにせ料理は未知の領域で米もろくに炊けなかった。

でも四ツ葉はそんなダメダメな兄貴に手をさしのべてくれた。


四ツ葉はいつも俺の前で明るく振る舞ってくれているが、心の中では本当の気持ちを隠していてすぐにでも泣き出したいのではないかと俺はいつも不安でならない。


それと同時に四ツ葉には自分しかいない、俺にも四ツ葉しかいないんだと兄としての責任感も強く感じた。


まあ、ちなみに自分でも"シスコン"だと自覚しているが、周囲からそういう目で見られるのはちょっと辛い。


布団から出て立ち上がる。首が痛い。変な寝方でもしたんだろう。

外をみると綺麗な満月が見えた。窓を開け、空を見上げた。


「綺麗だ。」


何だかそれを見ていると受験のこととかこれからの将来とかそんなのどうでもよくなってくる。


ただ妹さえ、家族さえいればそれでいい、だから"俺たち以外みんな滅びてしまえばいい"とそう思った。

そんな俺はほんのちょっとした冗談のつもりで言ったんだ。


「世界なんていっそのこと滅びてしまえばいいのにな」


我に返って、自分のアホらしい言葉に自分でも呆れてしまった。


「なに言ってんだ俺・・・。」 


「 そういえば数学の課題やるの忘れてたなぁ・・

・ふぁぁっ」 


優侍は盛大なあくびをすると重い足をひきずって机に向かった。                               





ー07:30ー                    




優侍はいつもと変わらない道を歩いていた。


「ふぁぁっ、今日もだるいな・・・」


優侍はあくびを一つすると、背後から嫌な気配が近づいてくるのを感じ後ろを振り向く。


「おっはよう!優侍っ。今日も眠そうにしてんなw」 


バチンッと肩を強く叩かれ少しイラッときた。 


「おいおいやめとけって、シスコンが怒りだすぞ、ははっw」 


「・・・・」


この朝っぱらからテンションの高い奴は同じ3年6組の本田ホンダ 清太セイタ、野球部の部長であり、6組の委員長でクラスのみんなから頼られるそんなやつだ。


で、そいつの後ろにいるナルシスト・・・ではなくやつが 早乙女サオトメ 慎士シンジ4組。

そいつのイケメンな容姿から学年とはず、女子から人気で、それでいて成績も優秀、おまけにバスケ部のエース、恵まれている。それでいて性格もいい。(表向きはな)・・・俺はこいつが大嫌いだ。


「清太そろそろ朝練」 


後ろにいたらしい清太のチームメイトが急かすように声をかける


「おうw、そうだった、そうだったな。じゃあ俺達行ってくるわ。慎士もいくぞー。」 


「そうだな」


そういうと清太と早乙女は足早に部室にむかっていった。 


「はぁ・・・」 


優侍は深い溜め息をして、自分の教室に向け、止まっていた足を再び動かし始めた。

更新は不定期です。


本小説に感想どしどしください。


悪い点やいい点など教えていただけるとありがたいです。

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