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つばさ

作者: 三日月

最近生きることに対して

悲観的になっている自分がいる。



何故?



だって必要ないから



どうして?



あたしはゴミ同然。そう謂われたから。

あたしが居なくてもいい。

だから、あたしは不必要な存在なの。

祖母や祖父に会えるなら


それでもいいなんて

思ってしまうから…。




疲れる。

お互い…疲れるから…。



居なくていい。





何かの殻に閉じ籠もって

膝を抱きながら俯いて翼も仕舞いたいの。だって広げる場所なんて存在しないから…。







そんな事ないよ。




うんん。

それがあるの。

悲観的すぎるかもなんて思ってない。

ただ、疲れたの。




生きるのに?




うん。

全てに気にせずに…何も無い世界へ…






駄目だよ…。





イヤだよ…。

偽善者はいくらでもいる。

相手を止めようとするとか

持ち上げだり


意味なく誉めちぎったり…。

偽善者は嫌い。


自分も嫌い。








『大丈夫ですか?』






そんなわけないのに





『はい…』






大丈夫なわけないのに…。





この人はどうして

あたしが閉めたドアを叩くの?

また…あたしの目の前に現れるの?






運命だからだよ。






運命なんて残酷なだけだよ。

優しい面をした天使なんだ…。







『◯◯さんちって忙しいの?』

『忙しくないよ』






忙しいのはあたし自身。

周りは何も忙しくない。

あの人は何を知りたいの?



判らないけれど…。





あたしは………。

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― 新着の感想 ―
[一言]  お見事です。  心の叫びがよくわかります。  偽善者……か( ・_・)
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